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あの「ピエリ守山」の街にチャレンジする新商業施設

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.01.17 08:00
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人口増加の市の駅前は「シャッター通り」

人口約8万人の守山市は、大阪・京都のベッドタウンとして高い人口増加率を保持しているが、JR 守山駅周辺の中心市街地は年々活力が失われているという。

寂れているのは中心部だけではない。市内にあるショッピングモール「ピエリ守山」は、テナントがガラガラの「明るい廃墟モール」として知られている。2008年に約180店舗でスタートしたが、その前後から滋賀県南部は大型商業施設の開業・リニューアルが相次いだ。「相次ぐ大型店進出 不況でも人口急増魅力」といった見出しが当時の新聞を賑わせたが、実態は供給過多のオーバーストアだった。

ピエリ守山は琵琶湖のほとりにあり、商圏円内のかなりの部分は湖面、つまり無人地帯という大きなハンデがあった。テナント誘致力はライバルには及ばず、客足は遠のいて店の撤退が続くという悪循環を繰り返した。現在は4店舗を残すのみだ。

ピエリ守山(Satoshi KAYAさん撮影)
ピエリ守山

守山市は子育て世帯が比較的多いが、新しい商業施設は遊具や授乳室を設けた子育て交流ゾーンも設けられる。駅前という立地をどこまでうまく活かせるかがカギとなる。

ネット上では「守山駅前の住居複合施設「セルバ守山」に地下があったこと、そこがかつて平和堂だったことも知らんかった」といった声が挙がっている。官民一体となってオープンにこぎつけたチカ守山は、駅前の賑わい創出につながるだろうか。

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