仙台の歩道橋に「命名権」 スポンサー企業を募集
2013.12.17 19:23
仙台市は2013年12月16日から、市内にある歩道橋の命名権(ネーミングライツ)を売り出す。歩道橋に命名権を設定してスポンサー企業を募集するのは、東北の自治体で初めての試みとなる。
募集対象は、信号機や交通標識がついていない12の歩道橋だ。契約料は年30万円以上で、市に入る収入は道路の維持管理費に充当される。
つけた名前は歩道橋の両側に縦50センチ、幅7メートルの大きさで表示される。PRしたい企業名や商品名とともに旧名称も残すことが条件だ。契約期間は3年以上、応募締切は来年2月14日となっている。
歩道橋のネーミングライツは、全国では名古屋市が積極的に行っており、東区と千種区の境には「ごまたまご歩道橋」というネーミングの施設がある。もとの名称は「古出来歩道橋」だったが、中部飼料が命名権を購入し、同社の鶏卵のブランド名にちなんで名づけられた。