暑い夏には「滝」のシャワーを浴びに行こう!
梅雨があけたら、猛暑の日々がしばらく続きます。家の中でクーラーをかけるのもいいのですが、思い切って涼しい「おさんぽ」へ出かけませんか。
日本は世界でもまれな「滝」の王国です。田中十洋さんが撮影したのは、茨城県大子町の「袋田の滝」。夏は水量が多く、強い日差しを浴びたダイナミックな水しぶきが魅力です。3年前に「観瀑台」がオープンし、3つのデッキから迫力満点の涼味を実感できると好評です。
「滝は高さ」という人には、同じく田中十洋さん撮影の「三階の滝」(宮城県蔵王町)が魅力的では。蔵王山頂に向かう蔵王エコーライン沿いの滝見台から、その雄姿に接することができます。落差181メートル、3段に落ちる壮大な滝は、見るからに涼しげ。山岳道路をさらに登れば、「お釜」と呼ばれる火口湖近くまで、涼しいさんぽになりそうです。
Zengameさんが撮影したのは、静岡県富士宮市の「白糸の滝」。富士山の雪解け水が高さ20メートル、幅150メートルの絶壁から湧き出しています。大小数百の滝が絹糸をたらすように流れ落ちる様子は、まさに絶景。国の名勝および天然記念物に指定されています。現在は滝つぼの通行を規制しているので、やや遠めから展望することになりそうです。
全国には「日本の滝100選」はもちろん、知る人ぞ知る「名瀑」が数多くあるはずです。地元ご自慢の滝の写真を、ぜひ投稿してください。