香川の名産が出会った「オリーブハマチ」　「身が締まってさっぱりしている」と好評

香川といえば「うどん県」として有名だが、「それだけじゃない」とこの秋一押ししているご当地ブランドが「オリーブハマチ」だ。特徴は、皮が緑色がかっていること。オリーブの葉の粉末を加えたエサを20日間以上与えて養殖したところ、鮮やかな色になったという。

もともとハマチは香川の県魚。県下の小豆島は明治時代に日本で初めてオリーブの栽培に成功した地で、県の生産量も全国1位。「かがわを代表する特産品が出会ったぁー」というわけで、他県には真似できないオリジナル性がある。

オリーブの葉には、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種「オレウロペイン」が含まれており、ハマチの肉質が酸化しにくくなり変色も遅くなるのだとか。通常のハマチと比べて鮮度が長持ちする。実際に食べた人からも、

「味に臭みがなく、脂がさっぱりしてギトギト感がない」
「あっさりしていてレモンやオリーブオイルにあう」

と好評だ。

香川県水産課の担当者によると、香川の洋食屋ではカルパッチョやグリルの食材として扱う店が増えているそうだ。今年は、昨年より5万匹多い25万匹の出荷を予定している。首都圏では東信水産と吉川水産で取り扱っており、以下の16店舗の鮮魚売場ではオリーブハマチの試食をさせてくれるそうだ。

2013年10月26日（土）三越銀座店B2F、伊勢丹府中店B1F、東急ストア蒲田東急プラザ店B1F、東信水産荻窪総本店、丸広川越店B1F、丸広入間店B1F、VAL古河店1F／27日（日）日本橋三越本店B1F、二子玉川東急フードショー店B1F、東信水産荻窪総本店、エスポット新横浜店1F、そごう大宮店B1F、伊勢丹浦和店B1F、丸広坂戸店1F、伊勢丹松戸店B1F／29日（火）小田急本厚木ミロードB1F／30日（水） 京王百貨店新宿店B1F