「ドンキはなくとものん気に暮らせる」...鳥取県・平井知事のダジャレに見る、そのPR上手ぶり
2015.10.11 11:00
人口が日本一少なく過疎に悩む鳥取県。それにもかかわらず、鳥取がメディアで取り上げられる回数は日増しに大きくなっている。エアポートに鳥取砂丘コナン空港という愛称を付けたり、境港市を「妖怪の町」として売り出したり、話題性を狙った取り組みが功を奏している。
他県よりも出遅れていることを逆手にとり、地域の良さをさりげなくアピールすることも、好感をもって受け止められている。
最も有名なのは、平井伸治県知事が2013年に発言した「スタバはないけど、日本一のスナバ(鳥取砂丘)はある」だろう。地元出身の国会議員・石破茂も「一つの現象を逆手に捉えて情報発信してきた平井伸治知事の発想力に敬意を表する」と賞賛したほどだ。