鳥なの?カエルなの? 火災警報器の「交換」PRに活躍する「とりカエル」に迫る
キャラクター大国・日本では、今やありとあらゆる分野のPRに、さまざまな個性的なキャラたちが活躍している。そんな中、Jタウンネット編集部が今回スポットライトを当てたいのは、このキャラだ。

見てのとおり、なかなかいい感じにゆるく、かわいらしいキャラである。ただ――体と顔の下半分は間違いなく「鳥」なのだが、頭の上には「カエル」の顔も。この子は鳥なの? カエルなの? そうだ、名前を見ればわかるはず。その名も――「とりカエル」。......って、どっち!?
「とりカエル」のコーナーをウェブサイトに設けている、一般社団法人・日本火災報知機工業会に尋ねてみた。
「『とりカエル』は鳥でもカエルでもなく、不思議な妖精です」
なるほど。
この「とりカエル」くんは、住宅用火災警報器の交換促進をPRするため、2014年に誕生した「正義の味方」。
現在ではすべての家庭で設置が義務化されている火災警報器だが、この制度がまずは新築住宅を対象にスタートしたのは、東京都では2004年のこと(それ以外の地域では2006年:以降、既築の住宅も対象に)。その警報器だが、同会では電子部品の寿命や電池切れなどの問題から、10年を目安に交換することを推奨する。そう、義務化とともに設置された警報器は、今ちょうどまさに10年の節目を迎えているのだ。

交換、つまり「取り換える」。というわけで「とりカエル」。ちなみに日本火災報知機工業会のサイト内にあるプロフィール紹介欄には、こんなコメントが。
「変な名前だって? ボクはお気に入りなんだけどな......」
そんなとりカエルくんが登場する動画や漫画、また壁紙などは、上述のサイト内で公開中だ。