東京五輪の聖火台を「狙う」新潟県の野望
オリンピックのメインスタジアムでともされる聖火。大会のシンボルともいうべき尊い存在だ。オープニングの点火式はハイライトとして世界中が注目する。
1964年の東京オリンピックの聖火台は1958年5月開催のアジア競技大会用に作られたもので、オリンピックのために準備されたものではなく、ごくシンプルなデザインだ。2020年大会では、新たな聖火台がお目見えするはずだが、いったいどんなデザインになるのだろうか。
この聖火台をめぐって新潟県からユニークな提案が出ている。2020年大会で縄文時代の火焔型土器の造形を採用するよう、運動を起こしているのだ。
恩師と津川雅彦との対談おわた。
予想より人出は無かったけど、予想通りの言いたいことを言い合う感じでした。
2020年のオリンピックの聖火台に火炎土器を!と動いているとの事です。
— emopit@泥えもん (@emopit) 2014, 11月 3
津川雅彦さんのご講演、素晴らしかった。日本人の凄さを改めて実感。縄文から続く、この日本人の信心や、恥を知る心。腹の足しにならねども、心の足しになる文化=美に、生きる中心を置いてきた日本人。ここで途絶えさせてはいけない。津川さんに感謝!火焔土器聖火台、私も賛成です!#ohgetsu
— 神谷美保子 (@kamiyamihoko) 2014, 10月 18
ところで、聖火台がすえ付けられる新国立競技場は、斬新かつ巨大すぎることから「世紀の難工事」と呼ばれ、予算内で工期に間に合うのか、不安の声が続出している。
そのためデザインの変更などもあり得る話ではあるが、あの流線型の未来的な建築に、縄文土器の聖火台が採用されれば、そのマッチングはなるほど、いろんな意味で世界の度肝を抜くものになりそうだ。