「日本全国ご当地パン祭り」レポート(後編) さすがの殿堂入り!いまだ人気のコロッケぱん
2013年10月19日(土)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた「第四回 日本全国ご当地パン祭り」に行ってきました。(1位から4位は前編をご覧ください。)
人気5位は「高知のやっこねぎ鰹」。高知県香美市に店を構えるベークショップヒジリが製造販売しています。高知名物のカツオと地元特産のやっこねぎを合わせたパンです。ネットでも好評で、「ネギがアクセントになっていておいしい」「ツナほどボソボソしておらずしっとりしている」といった声があがっていました。
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なお投票のしくみは、購入したパン袋のシールを、投票ボードに貼る方式。しかし会場には、パンを自宅に持ち帰る人の姿が少なからず見られました。細かいことを言えば、この方式で有利なのは、その場で食べやすく、数を多く販売できるパンということになります。
ご当地さとユニークさではかなり上位だった「高知のやっこねぎ鰹」ですが、残念ながらこの投票方法は有利には働かなかったのかもしれません。
このほか、「ご当地パン祭り」では、過去3回の優勝者も「殿堂入り」として販売されていました。目についたのは、前回優勝した「みしまコロッケぱん」の行列。明らかに他よりも長く、実質人気1位ではないでしょうか。列に並んでいるのは、ほとんどが女性でした。
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パンの生地は中華まんの皮で、柔らかくもちっとしています。コロッケの具材は箱根西麓でとれた馬鈴薯を使っており、ソースが甘さを引き立てています。会場では200円でしたが、三島市内のベーカリーでは250円で売られているようです。
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第1回大会で1位を獲得したのが、カフェ・ド・クルーの「よこすか海軍カレーパン」です。生地はモチモチした食感で、中のカレーは11種類のスパイスを使っているというだけあって重厚な味わいです。
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欲をいえば、もう少しサイズが大きいと嬉しいなと思いました。とはいえ物足りないのではなく「もっと食べたい!」と思うほどおいしかったからなのですが(^^)。(1位から4位は前編をご覧ください。)
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