見た目はおいしそうな南国のフルーツのような実がなるが、かなり毒性の高い常緑樹が、石垣市内の県道沿いに街路樹として植えられている――。そんな記事が2018年8月7日付の沖縄タイムス電子版で報じられていた。
「オキナワキョウチクトウ(ミフクラギとも)」というキョウチクトウ科の樹木で、種子や樹液に猛毒が含まれているという。自然に存在する植物である以上、有毒なものも当然あるのだろうが、なぜわざわざ街路樹として植えてあるのだろうか。
花の見た目も美しいが、有毒です(BotBlnさん撮影, Wikimedia Commonsより)