博多駅が特攻服中学生であふれかえり地元騒然 さすが福岡...
卒業証書の丸筒を持った学生をよく見かけるこの季節。福岡市の場合、解放感があまりにも強烈なのか、一部の15歳が破天荒な行動に走るようだ。
2014年3月13日、福岡市内のほとんどの公立中学校で卒業式が行われたが、その夜のJR博多駅は、ヤンキー姿の若者であふれかえっていた。
ツイッターに寄せられた情報を総合すると、集まっているのは中学生で、その数200人ほど。男性は特攻服、女性は花魁や昭和のスケバン風の衣装などをそれぞれ身にまとっている。
さすが修羅の国:;(∩´?`∩);:
博多駅今日卒業の中学生ばっかり:;(∩´?`∩);: pic.twitter.com/146sKnvI2N
— ささきち@OORer (@cnnac) 2014, 3月 13
博多駅なう
なんだこりゃ
まじ笑ったw pic.twitter.com/xnguFcEGCZ
— 高濱 (@midoryu6gmail) 2014, 3月 13
ツイッターには以下のようなコメントが寄せられている。
「博多に特攻服の集団多いなぁって思いよったら今日中学校の卒業式やったね! 今の中学生老けてね?笑」
「今日の博多駅すげえ 特攻服の人がチラホラ居るw さすが修羅の国やで」
「博多駅に毎年恒例のバカヤンキー達が集まってるらしいから一般市民の生活の邪魔をしないで欲しい 警察いるなら捕まえればいいのに」
博多駅に押し寄せた若者たちは集会を開いた模様。その影響かどうかは分からないが、駅周辺に交通渋滞が発生したり、電車が遅れたりしたようだ。
電車が二時間遅れだったり、爆発音がしたり、花束持って特攻服着た人が現れたり、博多駅パニックです。
( JR九州新幹線 博多駅 http://t.co/se0TxI5cCy ) #tspot
— 佐々木(ぁ) (@SSKAZS) 2013, 3月 14
帰宅途中、バス停でバット持ったDQNが「しゃおら!博多駅行かんじゃねえか!ナメくさってんじゃねえよ!!」って叫んでてワロタww
— ゆーき♂ (@yuki101698) 2013, 3月 14
もっともこれは今に始まった話ではなく、いわば恒例行事のようだ。写真週刊誌が報じたところによると、福岡市出身のある女性タレントは、10年前に出席した中学校の卒業式でピンクのセーラー服を着用、特攻服姿の友人たちと一緒に写真を撮影した。その写真が誌面に掲載されたのだが、特攻服のディテールは違うものの全体の雰囲気は踏襲されている印象を受ける。
彼女は現在ブログをほぼ毎日更新しており、今どきのファッションが似合う美人。当時の面影は全く見られない。
それにしても、日本の大都市でこんな光景が見られるのは、ヤンキー全盛時代ならいざ知らず今は福岡ぐらいだろう。ある意味流石である。
ちなみに福岡市教育委員会の発表によると、2013年度に市立中学校を卒業する生徒の数は約1万2000人。ヤンキー中学生が皆福岡市民と仮定しても、全中学生の2%足らずだ(......あれ、意外と多い)。また、特攻服姿の中学生たちにしても、いわば一瞬の羽目外しで、将来は上記の某女性タレントのように素敵な大人に......なるのだと信じたい。