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名古屋人が魚を食べてくれない! 困った県が取った対策は

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.02.12 19:02
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愛知は、伊勢湾や三河湾に面した海の幸の宝庫にもかかわらず、魚介類の1人当たり消費量が低い県の1つだ。名古屋市の生鮮魚介類の年間消費量は、青森市と比較して半分以下(2006年~2008年の平均)。

そこで愛知県が取った手が、「美容に効果」をうたい文句に「名古屋嬢」を釣る作戦だ。

2014年2月12日に開設されたウェブサイト「あいちのおさかなコンシェルジュ」には、地元で水揚げされた魚のレシピなどが紹介されている。

さらに、先行オープンしたフェイスブックページではPRモデルを募集。椿美衣さんと松田未來さんが選ばれ、サイトに華を添えている。

おさかなコンシェルジュトップページ
おさかなコンシェルジュトップページ

作るのに手間がかかる、食べるのも片づけるのも面倒――と魚の調理を敬遠する人が増えているが、「水産物は、美味しくて健康に良いだけでなく、美肌やキレイにも効果バツグン」と魚食のメリットを強調。

現在、「シラスごはん」や「マアジのおさかなバーグ」、「マイワシのマリネ」「タコとアサリのトマト煮込み」など8品目が掲載されている。調理の目安として、所要時間と初級・中級・上級のアイコン付きだ。今年3月までに100種類まで増える見込み。

さらに、地元スーパーの鮮魚売り場と提携して「お魚カード」を順次設置していく。カードにはQRコードが印刷されていて、スマートフォンのカメラで読み込むと魚やレシピの情報などがネットで見られるようにする。

レシピ開発と料理の作成は、テレビ番組等で活躍中の料理研究家、高羽ゆきさんが手がけた。

2014年3月2日には、名古屋文化短期大学で「高羽ゆきさんの料理教室『おさかなを食べてキレイになろう』」が開催される。50人の先着順で参加費は無料、Eメールで申し込む。応募締め切りは17日まで。

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