ファーウェイが通信事業者のB2Bサービスの新たな成長を促進するデジタルマネージドネットワーク・ソリューションを発表
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【バルセロナ(スペイン)2023年3月1日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)のデータコミュニケーションプロダクトラインのバイスプレジデント、Steven Zhao氏はMWC Barcelona 2023で、通信事業者のB2Bサービス向けDigital Managed Network Solution(デジタルマネージドネットワーク・ソリューション)および製品を発表しました。通信事業者がデジタルトランスフォーメーションの機会を捉え、新たな成長を後押しすることを支援します。このソリューションは、デジタルマネージドネットワーク機能と豊富な製品ポートフォリオを提供し、通信事業者がISPからMSPに転換することを支援します。
業界のデジタル化が加速する中、2つのトレンドが顕著になりつつあります。一つは、企業向けサービスアプリケーションのクラウド化が進み、オフィスシステムからプロダクションシステムへと拡大し、品質保証の強化やより安全なネットワーク環境が求められるようになることです。もうひとつは、企業ネットワークが完全無線化し、ネットワーク管理も静的から動的なものへと変化することで、ネットワーク保証が複雑化し、リアルタイムな管理能力が求められるようになることです。特に、中小企業(SME)では、こうした動きに対応するための資金や人材が不足しており、高品質で安価なマネージドサービスが緊急に必要とされています。通信事業者は多くの専用線顧客を抱え、強固な顧客関係、最高水準のネットワークコネクティビティー、専門的な経験という3つの強みを誇っています。そのため、通信事業者が企業顧客向けにマネージドネットワーク・サービスを提供することは容易であり、市場の成長を迅速に獲得することができます。
世界の大手通信事業者は、デジタルマネージドネットワークサービス・プロバイダーへの転換を積極的に進めています。これを促進するために、ファーウェイは今年のMWCでデジタルマネージドネットワーク・ソリューションと製品を発表しました。これらの新サービスは、通信事業者がIP専用線に加え、マネージドLAN、マネージドWAN、マネージドセキュリティー、マネージドDCNなどのデジタルマネージドネットワークサービスを追加できるようにするものです。また、通信事業者は、ネットワークインフラの品質保証および自動化機能をアップグレードし、差別化されたサイトツークラウドの専用線を実現することができます。
その特徴は以下の通りです:
*専用線+マネージドLAN:専用線+マネージドLANは、クラウド管理技術を活用することで、通信事業者が従来の専用線からキャンパスネットワークへ拡張することを支援します。これにより、通信事業者は、LAN、WLAN、IoTにまたがる統合クラウドマネージドネットワークサービスを提供することができます。その結果、高速なプラグアンドプレイの提供、数分で障害診断を行うインテリジェントなO&M、必要なフィールドサポートの85%削減、投資収益率(ROI)時間の20%短縮などのメリットが得られます。
*専用線+マネージドWAN:SD-WANのネットワーク技術を活用した専用線+マネージドWANは、従来のMPLS専用線と他の専用線技術のハイブリッドネットワーキングを可能にします。これにより、企業のクラウドへの迅速な移行を支援します。さらに、5GのFMC(Fixed Mobile Convergence)とサービス別の柔軟なトラフィックステアリングにより、差別化されたアクセス体験とネットワークサービスの信頼性を向上させることができます。これらすべてが最終的にサービス要件とITコストのバランスを完璧に取りながら、専用線の1ユーザー当たりの平均売上高(ARPU)を15%以上増やすことになるのです。
*専用線+マネージドセキュリティー:専用線+マネージドセキュリティーは、クラウドサービスのアーキテクチャーをベースに、通信事業者が企業向けに手頃な価格のクラウドセキュリティー・サービスパッケージを提供することを支援します。企業は、境界防御、エンドポイント保護、ランサムウエア保護など、多くのセキュリティーサービスをオンラインで契約することができます。このようにして、企業は脅威を瞬時に処理することができる一方、セキュリティー専門のIT担当者への支出を削減することができ、通信事業者は専用線サービスの収益を20%増やすことができます。
*専用線+マネージドDCN:専用線とIDCの相乗効果を特徴とする専用線+マネージドDCNは、クラウド内外のサービスを整理し、サービスを数分でプロビジョニングします。これは、汎用コンピューティング、ハイパフォーマンス・コンピューティング、ストレージの各ネットワークをオールイーサネットに統合するファーウェイのハイパーコンバージドDCNソリューションによって実現されます。これにより、TCOが36%削減され、企業のクラウド・ジャーニーが加速されます。
*専用線アップグレード:通信事業者は、業界初のテナントレベルのネットワークスライス機能を活用して、Mbpsレベルのスライス粒度とサービスSLA保証を実現し、ネットワークの収益性を最大化することができます。また、業界初のデジタルネットワークマップにより、物理リンクからサービスまでをリアルタイムで可視化し、専用線サービスの販売前評価、販売中の展開、販売後の保証に至るまで、全行程を自動化することも可能です。
Zhao氏は、ファーウェイは今後、業界のデジタル変革に合わせた革新的な製品とソリューションへの投資を拡大し、顧客や業界パートナーとの共同イノベーションを実施していくと述べています。そうすることで、通信事業者がデジタルマネージドネットワークサービス・プロバイダーに変身し、業界のデジタル発展を加速させ、新たな成長を後押しすることができます。
MWC Barcelona 2023は、2月27日から3月2日までスペイン・バルセロナで開催されています。ファーウェイは、Fira Gran Via Hall 1のスタンド1H50で製品とソリューションを展示します。同社は、世界の通信事業者、業界専門家、オピニオンリーダーとともに、5Gビジネスの成功、5.5Gの機会、グリーン開発、デジタルトランスフォーメーション、そしてビジネス構想「GUIDE」を使い、5.5Gの基礎を築き、5Gの成功を基にさらなる繁栄を目指すという当社のビジョンなどの話題に切り込みます。
ソース:Huawei
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(画像説明:ファーウェイのデータコミュニケーションプロダクトラインのバイスプレジデント、Steven Zhao氏)