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ライカカメラ社がレーザーTV機器セグメントに携わり、ハイセンスとの技術協力に合意

2022.08.03 17:31

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202208034746-O1-mfuCCIz5

AsiaNet 97302 (1820)

【ウェッツラー(ドイツ)2022年8月2日PR Newswire=共同通信JBN】ライカカメラ社(Leica Camera AG)は成長戦略の一環として事業領域を拡大しており、自社製品によってレーザーTV機器セグメントでの地位をさらに強化することを目指している。この目的のために、同社はテレビと革新的なレーザーTVの世界最大のメーカーの1つであるハイセンス(Hisense)との協力に合意した。両社の技術協力によって、両社はホームシネマアプリケーション向けレーザーTVのさらなる展開に向けた重要な基盤を構築する。今回の長期的なパートナーシップは、レーザーTVセグメントにおけるハイセンスの技術と、高品質のプロジェクションレンズの開発と製造におけるライカの長年の専門技術を組み合わせ、短焦点レーザーTV向けの極めて強力で将来性のある技術プラットフォームを開発することを目的としている。

ライカカメラ社にとっては、プロジェクション市場は熟知している環境である。50年以上前、Leica Pradovit製品ラインは、最初はアナログプロジェクターとして、その後にデジタルバージョンとして、既に製品ポートフォリオの一部を成していた。同社の高度な技術革新、長年の経験とノウハウ、さらには光学性能と画質に対する高需要に基づき、レーザーTVデバイスのセグメントへの参入は、新しい技術およびその他の市場の方向性に沿った論理的な次のステップである。

ライカカメラ社はベルリンで開催されるIFA(2022年9月2日-6日)で、同社のレーザーTVであるLeica Cine 1を初公開し、ホール2.2/スタンド205のライカのブースで製品を展示する。

ハイセンスのLin社長は「レーザーTV業界のリーダーであるハイセンスは、この分野で1700件の特許を所有しており、世界のトップに位置付けられている。ハイセンスは、レーザーTVの世界的な発展を新しい産業として高め、大画面の没入型体験、広い色域、エネルギー節約、環境保護、世界中の消費者の目のケアなどのメリットをもたらすことに専念している。イメージングで有名な伝統的ブランドであるライカは、優れた技術力、独自の品質およびスタイルを擁している。ライカの優れた光学技術を活用することで、レーザーTVはより鮮明で繊細なイメージを表示することができるようになる。ライカ独特の画像調整様式とレーザー光の豊富な色の組み合わせは、驚くべき視覚的饗宴を世界にもたらすことになる」と語った。

ライカカメラ社のMatthias Harsch最高経営責任者(CEO)は「ホームシネマエンターテイメントは急成長している市場であり、このセグメントにおけるライカ製品の提供拡大は、ライカのプレミアム製品によって新規顧客を喜ばせる有望なチャンスである。レーザーTVシステムの分野におけるテクノロジー・マーケットリーダーであるハイセンスは、高精細4K映画制作の可能性を見事なホームシネマ体験に転換する理想的なパートナーである。ライカが誇る優れた品質を備えた最初のレーザーTVのLeica Cine 1をIFAで発表できることをうれしく思う」と語った。

▽ハイセンスについて
ハイセンス(Hisense)は中国・青島に本社を置いている。過去53年間にわたり、ハイセンスは常に「誠実、イノベーション、顧客重視、持続可能性」のコアバリューと「健全な技術基盤および強固な経営」の開発戦略を忠実に守ってきた。事業はマルチメディア、家電、ITインテリジェント情報、最先端サービスの各業界の分野に及んでいる。近年の急速な成長に伴い、ハイセンスの事業は160を超える国・地域に拡大している。ハイセンスのB2Cビジネスの中核であるスマートTVは、常に世界の業界の先頭に立ってきた。ハイセンスはB2Cに加え、インテリジェントトランスポーテーション、精密医療、光通信などのB2B業界でも世界をリードしている。

▽ライカカメラ社(Leica Camera)について
ライカカメラ社は、カメラ製品とスポーツオプティクス製品をグローバルに展開するプレミアム企業である。卓越した品質の製品を作り続けた長きにわたる伝統とドイツのクラフツマンシップや革新的な技術と結び付いた工業デザインにより、ライカブランドは伝説と呼ばれるほどの評価を確立している。写真界の発展に寄与する活動として、世界各地に展開するライカギャラリーやライカアカデミーに加えて「Leica Hall of Fame Award」の創設や、世界で最も権威のある国際写真コンテストの1つとして認知されている「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」を主催するなど、さまざまな文化活動も行っている。ライカカメラ社はドイツ・ヘッセン州のウェッツラーに本社を置き、ポルトガルのビラノバデファマリカンに第2工場を有し、全国的な組織とライカ販売店の世界ネットワークを持っている。

ソース:Hisense

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