明日を形作るために構築:BMW本社が創建五〇周年を祝賀 米国の空中ダンサーBANDALOOPによる見事なパフォーマンス
AsiaNet 97095
ミュンヘン, 2022年7月22日 /PRNewswire/ -- BMWグループは、国際的に名高い建築物としての本社社屋を200名を超える国際的な賓客の出席を得て祝賀しました。プリツカー賞受賞者であるフランシス・ケレ氏による基調講演と文明の同盟の内閣の長である二ハール・サアド氏の出席を得て、セレモニーは特別なイベントになりました。スターテノール歌手のヨナス・カウフマンの歌唱が加わり、祝祭は特別な盛り上がりを見せて締めくくられました。12人の空中ダンサーを伴う米国のダンス・プロジェクトBANDALOOPが、BMW本社をドイツのプレミアショーの舞台に変容したのです。そのアンサンブルは、建築物とダンスが相互に影響し合うための無重力の統合を生み出していました。ベン・ジュードボーキスの音楽とともに、正面のダンサーが「勢いの曲線」を表現し、独自の建築物への賞賛の印として他にないパフォーマンスとしました。
BMWグループ本社は、その吊り下げ建築様式により、第二次世界大戦後の最も革新的な工学技術を用いた建築物の一つといえます。建築工程において、上階フロアは最初地上で製作され、後から、鉄筋コンクリート製の数個の部分で一体となっている巨大な「タワーシャフト」の上に液圧応用方式で上方移動されました。1972年8月にBMW本社は完成しました。オーストリア人建築家カール・シュワンツアー教授が設計した管理棟はそれ以来、ミュンヘンと同社を世界的にアピールするための象徴的存在になっています。シュワンツアー教授の設計の革新性のもつ力は、BMWグループの当時と今を代表しており、同社本社を明日へのサステナブルな社会的移動性の標識塔にしています。それは経済的成功のシンボルだけではなく、国際交流、平和、異文化受容を象徴するものでもあります。今日、シュワンツアー教授が実装した「構築されたコミュニケーション」は、電化、デジタル化、そして循環性への道を指し示しています。
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トーマス・ガースト教授(博士)
BMWグループ文化エンゲージメント部長
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