OmdiaがXDR市場は2026年に売上高30億ドルを超えると予測
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【ロンドン2022年7月18日PR Newswire=共同通信JBN】OmdiaのEnterprise Cybersecurity Operations (SecOps) Intelligence Service(https://omdia.tech.informa.com/products/security-operations-intelligence-service )の一部であるFundamentals of Comprehensive Extended Detection and Response(CXDR)リポートによると、Extended Detection and Response(XDR)市場セグメントは世界の売上高が5年間で800%以上成長し、2026年末には30億22万ドルに達する。
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Omdiaの予測によると、2021年に約3億6400万ドルだったXDRセグメントの売上高は2026年まで56%以上の年平均成長率で増加する。Omdiaは、XDRが今後10年間で、SecOpsの売上高による最大の単一市場セグメントになると考えている。
この成長は、いくつかの固有ドライバー、特に、エンドポイント、ネットワーク、クラウド環境を含むIT資産の主要分野における統合されたエンタープライズグレードのサイバーセキュリティー脅威・検知、・対応(TDIR)能力に対するニーズによって促進されることになる。
OmdiaのSecOps Intelligence Serviceのマネジングプリンシパルアナリスト(https://omdia.tech.informa.com/authors/eric-parizo )兼リードアナリストであるEric Parizo氏は次のように語った。「現実には、SIEM、SOAR、さらにEDRを含む大半のエンタープライズTDIRソリューションはこれまで概して伸び悩み、多くの場合、危険で犠牲が大きいサイバーセキュリティー脅威を定常的かつ迅速に検知できなかった」
「XDRは現在、見過ごされ、誤解され、さらに一部の人に嘲笑されているものの、XDRはサイバーセキュリティー業界が直面する広範で進化する敵に対応するために必要な強力で革新的なテクノロジーによって、エンタープライズを支援するとして最も期待されているものである、とOmdiaは確信している」
OmdiaのシニアプリンシパルアナリストのRik Turner氏によって2018年に開発されたXDRは、エンタープライズグレードのTDIRソリューションで、テレメトリー収集・分析から、アラート・調査、復旧対応、検証、プロセス向上までのライフサイクル全体にわたりガイド付きのヒューマンアナリストエクスペリエンスを提供する。
Parizo氏は、CXDRはレガシーソリューションによって圧迫され苦闘していたSecOpsプログラムが「効果的刺激」を受けるために、もしかすると最も効果的な方法としての地位を確立し、サイバーセキュリティー脅威を迅速かつ効果的に見つけ、修正するには極めて重要である現行のすべてのTDIR能力を提供すると語った。
Parizo氏は「CXDRは多くの組織にとって極めて困難なものであるにしても、CXDRはエンタープライズグレードのTDIR能力を『民主化』する可能性もあり、あらゆる規模の組織がサイバー脅威に対して効果的に防衛することを可能にする」と語った。
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ソース:Omdia