中国東北部の瀋陽で「五型経済」応用シナリオ立ち上げイベント

 
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【瀋陽（中国）2022年5月30日新華社＝共同通信JBN】瀋陽人民政府新聞弁公室（Information Office of Shenyang People's Government）によると、中国東北部にある遼寧省の省都、瀋陽で5月27日、「Five Types of Economy Application Scenario Launch Event and Major Project Signing Ceremony（五型経済応用シナリオ立ち上げイベントと主要プロジェクト調印式）」が開催された。

この会合は729件のシナリオプロジェクトに7082億5500万人民元の投資機会を提供する。瀋陽の13の区・県の責任者が440の企業と総額2835億7000万元の契約に調印した。最も高い比率を占めるのは226件の革新的プロジェクトで、投資総額は推定1422億6400万元。外国資本プロジェクトの投資調印は10件に上り、ドイツのDEKRA（自動車検査協会）プロジェクト、韓国の免税店と提携したオンライン・クロスボーダー電子商取引プロジェクト、 Grammer-BMWのコンソール・アームレスト生産ラインプロジェクトなど、瀋陽の国際市場への強い引き合いを浮き彫りにしている。

瀋陽のLv Zhicheng市長は、瀋陽がその位置と技術革新、産業、政策の面で明らかに優位にあり、成長の黄金期にあると語った。「五型経済」の振興は瀋陽がニューエコノミーを発展させる重要な手段である。

瀋陽は「五型経済」応用シナリオのプロジェクトリストを計画しつつ、全く新しい開発方式を形成する建築経済を推進している。瀋陽は昨年から建築資源の活性化に着手した。現在までに瀋陽市は358万5900平方メートルの建築物を刷新し、113棟の建物が市の経済発展に新たな活力を吹き込んだ。この会合では全部で50棟の高級建築資源が182万4000平方メートルの協力機会を伴って打ち出された。

瀋陽は今後、北東アジアでの国際センター都市を構築する目標を定着させる。それは全国で先進的な製造センターであり、地域の文化・創造センターで、「五型経済」の発展を進化させ、瀋陽のオールラウンドな再生を促進する。

遼寧省商務部のSong Yanli部長は、瀋陽が新開発方式のための重要戦略計画を策定する「五型経済」3カ年行動計画の作成と実行において国内でリードしているとし、瀋陽は「五型経済」の第2弾シナリオプロジェクトリストと高品質建設投資資源の発表によって、徐々に経済開発の新段階に入り新たな発展路線を進んでいくと述べた。

ソース： The Information Office of Shenyang People's Government

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（画像説明：瀋陽「五型経済」応用シナリオ立ち上げイベントと主要プロジェクト調印式）