FII研究所が新興市場向けの包摂的ESGをテーマにした地域サミット開催を発表
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【リヤド(サウジアラビア)2022年5月5日PR Newswire=共同通信JBN】
*FII Instituteはサミットで、新興経済国でのESG投資を啓発、加速するために開発した独自の新しい包摂的ESGの枠組みと評価手法を紹介
Future Investment Initiative Institute(FII Institute、未来投資戦略研究所)は英国のRosewood London(ローズウッド・ロンドン)で2022年5月20日9時から16時まで、「新興市場でのESG(環境・社会・企業統治)」と題したサミットを開催する。サミットには国際的な投資家、世界の指導者、ソートリーダー、政策担当者、世界的な最高経営責任者、持続可能性の責任者が一堂に会し、特に新興市場でのESGの未来を話し合い、方向性を示す。
この会議で、FII Instituteは、ESGの未来と持続可能性の未来という2つの主要テーマを示して総合司会をし、次の各氏を含む40人を超える国際的指導者と専門家が講演する予定である:
*H.E. Yasir Al-Rumayyan:サウジアラビアPIF(Public Investment Fund、公共投資基金)総裁、FII Institute会長、サウジアラムコ会長
*ヤスミーン・フアド(H.E. Dr. Yasmine Fouad):エジプト環境相
*Larry Fink:ブラックロック(Blackrock)最高経営責任者(CEO)
*マッテオ・レンツィ(Matteo Renzi):イタリア元首相、上院議員
*Noel Quinn:HSBC HoldingsグローバルCEO
*Vincent Keaveny:シティオブロンドン市長
さらに、FII Instituteは、新興経済国へのESG投資を啓発、加速するために開発された独自の新しい包摂的ESGの枠組みと評価手法を初公開する。
FII InstituteのRichard Attias CEOによると、「地球は気候、自然の破壊、平和と安全保障で巨大な問題を抱えている。しかし、われわれには共通の人間性を含め極めて大きなリソースもある。ESGはこうした課題に対処するために、われわれを1つにし、資金を振り向けるために極めて重要な手段だと考える。当Instituteでは、仕事は新世代の指導者らに触発されており、その多くは女性であり、40歳未満である。これらの指導者がこのイベントに出席し、われわれが必要とする変化への動機付けと推進力となる」。
投資を決定するためのESG基準の使用は世界的に上昇傾向にあり、その資産は2025年までに世界の資産運用の約3分の1である53兆米ドルに達すると予測されているが、新興経済国でESGを有効に実施する枠組みの欠如は投資家にとって障害である。投資家、世界的企業、FII Instituteの戦略的パートナーと協力して開発されたFII Institute独自の評価枠組みにより、これらの市場で持続可能な投資戦略を開発するために必要な手法がついに完成する。
Instituteの交流(XCHANGE)の中心となるこのイベントは、持続可能性の重点分野に沿っている。Instituteには、人工知能(AI)とロボット工学、教育、医療、持続可能性の4つの重点分野にわたって人類に貢献する使命がある。
このイベントはInstituteが開催する一連の行事の一部であり、10月にサウジアラビアのリヤドで開催される毎年恒例のFIIフォーラムの第6回が締めくくりとなる。
▽FII Instituteについて
FII Instituteは、投資部門と1つのアジェンダ「人類への貢献」を有する国際的な非営利財団である。ESGの原則にコミットし、最高の知性を育み、AIとロボット工学、教育、医療、持続可能性の4つの重点分野でアイデアを現実世界のソリューションに変換する。
われわれは、意思決定者、投資家、そして熱心な若者世代が結集し、意欲を高め、活気づき、変化の準備ができているという適切な場所、適切な時にいる。そのエネルギーをTHINK、XCHANGE、ACT(考え、交流し、行動する)の3つの柱に活用し、世界的に変化をもたらす革新に投資する。
人類のより明るく、より持続可能な未来を認め、ともに創造し、実現するために協力しよう。
▽問い合わせ先
Reem Alsaud
reem.alsaud@fii-institute.org
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ソース: FII Institute