LONGiが2021年と2022年第1四半期の決算報告を発表
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AsiaNet 95825 (1023)
【西安(中国)2022年5月5日PR Newswire=共同通信JBN】LONGiが世界の株主向けに2021年決算報告および2022年第1四半期決算報告をリリースし、同社が安定した運営を維持し、期間を通じて大量の製品を世界に出荷したことを明らかにした。
決算報告によると、LONGiの2021年の営業収益は809億3200万元で、前年比48.27%増加した。当期の親会社に帰属する純利益は90億8600万元で、これには上場会社株主に帰属する経常外損益から差し引かれた88億2600万元の純利益が含まれる。連結売上総利益率は20.19%、資産負債比率は51.31%で、前年比8.07%低下した。
2022年第1四半期の業績では、同社は前年同期比17.29%増の185億9500万元の営業収益を達成し、PV業界をリードし続けている。LONGiは、世界的なエネルギー転換による大きな潜在的可能性と世界的なカーボンニュートラルの追求に関連したチャンスを認識し、2022年に1000億元超の営業収益を達成するという目標を設定した。
▽ウエハーとモジュールの生産が急速に伸び、出荷は世界首位を維持
LONGiは2021年、70.01GWのウエハー出荷を達成した。内訳は33.92GWが海外販売用で36.09GWが国内使用。38.52GWの単結晶モジュールを出荷し、うち海外販売用は37.24GW、国内用は1.28GWだった。報告期間中、同社の世界的な販売実績、市場シェア、ブランド影響力は世界で1位にランクされ、国内および輸出モジュールの総出荷量は2位を10GW超上回った。
LONGiは2022年第1四半期、18.36GWの単結晶シリコンウエハーの出荷を達成し、内訳は外部販売用が8.42GWで社内用は9.94GW。6.44GWの単結晶モジュールを出荷し、うち外部販売用は6.35GWで社内用は0.09GW。
2021年末時点で、同社のウエハー、セル、モジュールの生産能力はそれぞれ105GW、37GW、60GWに達し、2022年の生産能力目標は150GW、60GW、85GWに増加した。
LONGiは、ウエハー用に90GW-100GW(国内用を含む)、モジュール用に50GW-60GW(国内用を含む)の2022年出荷目標を発表した。
▽グローバル化・現地化戦略により、ビジネス市場は新しいフェーズ入りへ
LONGiは、グローバリゼーション・ローカリゼーション戦略の実行における主要プレーヤーとして、大中華圏、アジア太平洋、欧州、米国、中東アフリカの市場シェアで主導的地位を獲得しており、モジュールの販売は2020年に世界全体で主導権を握り、2021年には確固たる地位を築いた。同社は現在、世界の150を超える国・地域に製造施設と販売ネットワークを確立し、4万9967人の常勤の企業スタッフを雇用し、うち中国本土以外の9827人の従業員が全体の7.59%を占めている。
貿易紛争(WRO)やその他の臨時の問題が中国の太陽光発電業界に影響を及ぼしているため、単一の市場に依存しないというLONGiの利点により、LONGiは一貫して良好に機能し、成長予想に応えることができる。既存の生産ラインの技術革新完了で、さまざまな地域でのグローバル販売の全体的な調整が強化され、製品の輸送時間が短縮され、製品の出荷レベルがさらに向上する。
▽技術研究開発への持続可能な投資が業界イノベーションをリード
LONGiは、技術における研究開発への長期的コミットメントを維持している。2012年の同社上場から2021年まで、営業収益の複合年間成長率は53.52%に達し、総収益は17億1000万元から800億元超へと、47倍に増えた。期間中の研究開発投資の伸び率はこれとほぼ歩調を合わせ、合計で100億元を超えた。
2021年時点で、LONGiは合計1387件の認定特許を確保し、技術研究開発に43億9400万元を投資した。これは収益の5.43%を占め、前年比で69.55%増加した。LONGiは過去1年間だけでも、さまざまな技術分野でセル変換効率の世界記録を7回更新し、n型およびp型TOPCon、n型およびp型HJTを含む新しい高効率セル技術における全体的なリーダーシップを主張した。同社の新しい太陽電池技術は、2022年第3四半期に生産が開始される。
▽国際機関がLONGiの有名なブランドと製品の品質を認証
米国の試験機関、Renewable Energy Testing Center(RETC)は2021年、Photovoltaic Module Index(PVMI)Report(太陽電池モジュール・インデックス・リポート)でLONGiを3年連続で「High Achievers」に認定した。LONGiはまたPVELのPVモジュール信頼性スコアカード(PV Module Reliability Scorecard)においてトップパフォーマーの座を獲得した。
LONGiはIntersolar 2021で、高効率のHi-MO 5(182mm)シリーズモジュールで太陽光発電部門の優勝者として表彰された。この賞は、技術革新を通じて業界に多大な貢献をした企業に与えられる。
LONGiは2021年、TUV Rheinland(テュフ ラインランド)「All Quality Matters」Solar Congressで、同社のHi-MO 4とHi-MO 5高効率モジュールでそれぞれOutdoor Energy Yield(単面部門)、Energy Yield Simulation(両面単結晶部門)で受賞した。
▽持続可能性を達成するための環境、社会、ガバナンス(ESG)コンセプトの推進
LONGiは持続可能な開発の取り組みを積極的に実施している。同社は2021年、国連生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)で、雲南省にある同社の保山生産拠点を2023年までに最初の「ネットゼロプラント」に転換するという野心的な誓約を発表した。この誓約の発表により、「Net-zero LONGi」が始まり、同社の「Solar for Solar(太陽光のための太陽光)」持続可能な開発コンセプトの試験場が確立される。
2021年には、LONGiはCOP26サミットで気候変動対策に関する最初の白書を発表した。白書によると、同社は4つの国際的イニシアチブ、RE100、EV100、EP100、SBTiの実施を促進するというコミットメントを積極的に果たし続ける。
さらに、LONGiは2021年決算報告で自家発電施設、サードパーティーの発電施設の調達、グリーン電力の契約調達の3つの分野を通じて、世界規模での再生可能エネルギー使用量は40.19%に達し、温室効果ガス排出量を168万7933トン削減したと述べている。
LONGiは中国北西部・陝西省の省都西安に本社を置く社会的責任のある企業として、COVID-19のパンデミックと戦うため地方自治体に1000万元を寄付した。同社はまた、大規模な洪水後の災害救援を提供するため、河南省の人々に1500万元を寄付した。
LONGiは今後、顧客への価値創造を出発点として製品リーダーシップ戦略の強化を継続する。同社は、野心的目標を掲げて技術革新を推進し、製品コスト削減と効率と品質の向上に継続的に取り組み、強力な研究開発投資とグローバル顧客への高価値成果の提供を引き続きサポートする。
注:決算報告の財務関係数値は人民元(CNY)建て。
ソース:LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.
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(画像説明:中国・西安にあるLONGiの本社)