美的グループが2021年決算報告書を発表、売上高と利益は過去最高
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【仏山(中国)2022年4月30日PR Newswire =共同通信JBN】美的グループ(Midea Group Co., Ltd.)(000333.SZ)は2021年決算報告書を発表した。2021年の総売上高は20.2%増加し、過去最高の3434億人民元に達した。
パンデミックに伴う世界的なサプライチェーン不調や原材料価格と船賃の上昇などさまざまな障害にもかかわらず、美的は純利益が前年比5.5%増の290億元に上り、継続して増収増益を明らかにした。
この1年は美的の成果が広く認められた。美的の年間売上高と利益は過去最高を記録。Fortune Global 500リストに6年連続で入り、Forbes Chinaによって「中国の産業デジタルトランスフォーメーション企業上位10社」に選ばれた。世界経済フォーラム(WEF)は美的グループを第4次産業革命(4IR)のパイオニアと認定した。認定は3度目。さらに美的の4工場はWEFのGlobal Lighthouse Network(グローバル・ライトハウス・ネットワーク)に加わった。
美的は昨年、製品デジタル化のための革新的で即戦力の研究開発(R&D)システムを立ち上げた。オフライン販売チャネルで「Efficiency Improvement(効率改善)」を高め、「Direct to Users(ユーザー直結)」目標の達成へデジタルインテリジェンスを生かし、ビッグデータ運用と内部効率の向上を実現した。科学人材の世界での採用とイノベーションエコシステムを増強した美的は、先端技術と生産効率・機能によって海外市場での飛躍を目指している。
美的はB2BとB2Cの事業モデルを策定し、国内市場と海外市場で並行して販売を伸ばす計画を明らかにした。技術とデジタルトランスフォーメーションへの長期投資を続け、スマート製品とスマート住宅事業の刷新を加速する。同時に美的は、ロボット工学・自動化と建築技術、エネルギー管理、スマートトラベルという4事業を原動力に2次的成長軌道に一層弾みを付け、世界をリードする家電企業からイノベーション主導の技術グループへ変身するという最終目標を達成する。
▽Midea Group Co., Ltd.(美的グループ)について
美的グループは「bringing great innovations to life(素晴らしいイノベーションを生活にもたらす)」をビジョンに、創業以来54年間、技術でよりよい生活を創造するという理念を掲げている。過去5年間に約450億元をR&Dに投資し、世界に35カ所のR&Dセンター、35カ所の大規模生産拠点を有している。同社の製品とサービスは200以上の国と地域の約4億人の消費者に貢献している。
ソース:Midea Group