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東京・荒川流域の「大規模水害ハザードマップ」が衝撃的だった

松葉 純一

松葉 純一

2018.08.25 11:00
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「江東5区大規模水害ハザードマップ」洪水浸水想定区域図(浸水深)
「江東5区大規模水害ハザードマップ」洪水浸水想定区域図(浸水深)

まず上のマップをご覧いただこう。「大規模水害から命を守ろう」と掲げた大見出しが目を引く。これは、2018年8月22日、東京都の東部、荒川流域にある5つの区が公表した、「江東5区大規模水害ハザードマップ」洪水浸水想定区域図(浸水深)だ。

5区とは、江戸川、墨田、江東、足立、葛飾。地域内には海面より低い海抜の「ゼロメートル地帯」が広がる。これまでに経験がないような巨大台風が都心に上陸し、荒川と江戸川が同時に決壊した場合、5区総計約260万人の人口の9割以上、約250万人が浸水被害を受けると想定している。

マップの中のもっとも赤い部分、足立区の北千住駅周辺を中心とした地区などでは、浸水の深さが最大で5メートル以上と想定されている。

「2週間も水が引かないのが衝撃的」
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