中学卒業まで養護施設で育った私。ある日、バス代が払えず隣の席の女性に...(福岡県・60代女性)
探せるわけではないけれど
思わず隣の席にいた御婦人に現状を話しました。
そうしたら3人分のバス代を払ってくれて、その上、駅にいたタクシーにお金を渡して「施設まで行ってください」と運転手さんに頼んでくれたのです。
「気をつけてね」と言われ、あっと言う間に帰り着けるようにしていただきました。私達はお名前を聞く事も出来ないまま、お礼もそこそこに、ホッとした気持ちと、申し訳なさ、と施設に着いて怒られるのではという気持ちでいっぱいでした。
今の年齢になるまで何度も思い出しました。
探せるわけでは無いけど、せめていつかお礼が言いたいとずっと心に思い暮らしてきました。
あれからかなりの年月が経ってしまいましたが、届かないかもしれませんが、ずっと感謝してきました。あの時は本当にありがとうございました。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。
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