長崎県在住の60代男性・Kさんは学生時代のその日、友人と路面電車に乗っていた。 しかし、降りようとしたところで小銭がないことに気付き......。 小銭がない!(画像はphotoAC) <Kさんからのおたより> 私が学生時代(昭和80年代)の頃の話です。 友人と長崎路面電車(チンチン電車と呼ばれています)に乗っていて、下車しようと財布のなかを覗くと小銭が無い。 友人に「小銭がなか」と話すと、目の前に座っていた老人が突然100円を私に渡したのです。 長い間この日を待っていた キョトンとしてるとその老人は話し始めました。 「私も学生時代に電車でお金が無くて困っている時に、親切な人からお金を貰った事があるんだ。その時の感謝の気持ちが忘れられず、次は自分が困った人にお返ししようと、長い間この日を待っていたんだ。恩返しが出来て良かったよ」 私はお礼を言って下車しました。 それ以来その出来事が気になっていたのですが、それから数年後に同じく電車内で困っていた学生に100円を渡す機会があり、恩返しのバトンタッチはプレッシャーになると思いさりげなく渡して終わりにしました。 あの時老人から貰った100円、今も手の中で暖かく感じた事を忘れられません。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください