「第三の選択肢があるタイプのトロッコ問題」 そんなポストがX上に投稿され、話題になっている。 ヨミテックス(@YOMITECHS)さんの投稿より Xユーザーのヨミテックス(@YOMITECHS)さんが2026年9月16日に投稿したのは、木々に囲まれた古い線路の写真。 手前から伸びるレールは途中で分岐し、違う行き先へと向かっていく。どのレールに進むか選ぶ、あの有名な思考実験の図にそっくりな光景といえる。 ただし、この分岐には見慣れない道がひとつ。左端の線路だけが木製の土台ごと急角度でせり上がり、空へ向かって伸びているのだ。 奥へ進むか、それとも空へ飛び立つか。あまりにも想定外の選択肢である。 写真を撮影したヨミテックスさんに詳しい話を聞いた。 飛び上がるほうを選んでも... 話題の写真が撮影されたのは9月16日の午後。場所は北海道むかわ町穂別にある駅跡で、「富内銀河ステーション」として整備された施設だという。 気晴らしのドライブの途中、「銀河鉄道」とのコラボで作られた場所だと聞いていたことから立ち寄ったそう。しかし、空へ伸びる線路をそのまま撮って投稿するのは「捻りが無さすぎる」と判断し、一度は素通りしたのだとか。 転機が訪れたのは、その先の分岐(写真の奥)にたどり着いたとき。線路がシンプルなトロッコ問題の図に見えたことで、ひらめいた。 「その後ろで写真を撮ればとんでもない選択肢ができる!」(ヨミテックスさん) ヨミテックス(@YOMITECHS)さんの投稿より、再掲 こうして、空へ飛び立つ「第三の選択肢」が誕生。投稿文をあえてシンプルにしたのは、見た人それぞれの解釈に委ねたかったからだという。 ちなみに、ヨミテックスさん自身の見解はこちら。 「飛び上がるほうを選んでも大惨事だなぁ...」(ヨミテックスさん) この投稿は16万3000回以上表示され、ユーザーからは 「左を選ぶと...汽車は闇を抜けて光の海へ」 「さあ行くんだその顔を上げて」 「メーーテルーーーーーーーツ!」 といった声が寄せられている。 なお、ヨミテックスさんが密かに注目していたのは、レールの縦曲げ加工や、周囲のレールの年代が1922年だったこと。100年以上前のレールが、1967年初出の思考実験に巻き込まれることになるとは......。作った人は知る由もないだろう。 ブレーキをかけて降り、秋の線路をのんびり散歩する。平和な"第四の選択肢"があっても良いと思わないだろうか?(ライター:Met)