突然、家にやってきた怖い男。両親はおらず、居るのは幼い姉妹だけ。 大阪府在住の50代女性・Yさんの思い出。 家に借金取りがやってきて(画像はphotoAC) <Yさんからのおたより> 幼い頃のある日、昭和の出来事です。 起きると両親の姿が見当たらず、食べるものもなく泣くばかりの妹を前に途方にくれていました。 そこに現れたのが、強面の来訪者。 「お父ちゃんいるか?」と聞かれ、「おらん」と答えると「お母ちゃんは?」。 「どっちもおらん」と答えると「どこへ行った? 知ってるやろ!」と凄まれました。 「子供残して逃げるか?」 「知らん、起きたらおらん」と言うのが精一杯。 怖くて泣いていたら、妹が「お腹すいた」と一言。 強面の男は「なんや食べてへんのか」と言い残し出て行ってしまった。 そして男は10分ほどして、両手に紙袋を抱えて戻ってきた。 中にはパンやジュース、お菓子まで。 私たちに「これでも食べて待っとき」と優しく言い、「ほんまに子供残して逃げるか?」と捨て台詞を残して帰って行った。 両親は夜遅く帰ってきた。後に強面の男は借金取りだったと分かった。 怖かったけど、優しいおじさん。ありがとうございました。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください