知らない土地で真っ暗ななか宿泊先が見つからない 歩き出したら誰かが自転車で追いかけて来る(茨城県・50代女性)
カバンの中にキャンディーが
駅の近くに女子中学生が二人いたので、宿泊先の場所を聞いたら説明してくれました。別れた後、歩いていると、そのうちの一人が、
「暇ですから、宿まで案内しましょうか」
と自転車で追いかけて来てくれたのです。私はとてもうれしくなり、その女子中学生といろいろな話をしながら宿の方に歩いていました。
すると女子中学生は、私が大きなカバンを持っているのに気づいたのか、
「重いでしょうから、自転車の荷台に積んでください」
と言ってくれたのです。私は「ありがとう」と感謝し、荷物を彼女の自転車の荷台に上げてもらいました。私のカバンの中にキャンディーが入っていたので、彼女にあげたら「おいしい」と喜んでくれました。
無事に宿に到着し、私が「本当にどうもありがとう。助かった」とお礼すると、彼女はこう応じてくれたのです。
「おいしいアメをありがとうございました。明日、試験頑張ってください」
私は、彼女の姿が見えなくなるまで見送りました。
今、その女子中学生は30代になり、素晴らしい女性になっているだろうと思い出しています。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。
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