バスに乗り遅れ、不安な気持ちで乗ったタクシー。事情をこぼすと運転手のオジサンが...(鳥取県・30代女性)
「もう間に合いませんね」
18歳のあちゃまさん(投稿時:鳥取県在住・30代女性)が尋ねると、バスターミナルのスタッフはそういった。
職場の県外研修の帰り。土地勘もない場所で若い彼女はとても不安で......。
<あちゃまさんからのおたより>
18歳、初めての就職。その職場では資格を取るための県外研修があり、働く上で参加せざるを得ませんでした。
不安なのは自分が方向音痴ということと、一緒に研修を受ける人が同じ職場に居ないこと。
宿泊先のホテルへは迷いながらも無事に辿り着き、観光なんてとてもできないまま研修期間が過ぎました。
帰りのバスに乗ろうとしたけど...
研修を終えた帰り、バスターミナルに着き、やっと帰れると安堵していましたが、行きでみた風景と違うかもと違和感を覚えました。
そこで近くのインフォメーションで確認すると、やはり自分のバスターミナルはここではなかった。「もう間に合いませんね」と冷たく言われ、両親に電話をしました。
すると「とにかくタクシーに乗れ」と。不安なままタクシーに乗り、行先を告げ、インフォメーションでバスに間には合わないと言われたことをポロっと運転手のおじさんに話すと、「裏道を行けば間に合うから」とバスターミナルの1番わかりやすい場所まで送り届けて下さいました。
「走って! 真っ直ぐ行けば乗り場だから」
私はありがとうございましたと告げ、バスターミナルへ走り、ギリギリで帰りのバスに間に合い家に帰ることができました。
田舎者なので県外へ1人で行くこと自体が初めてで、本当に終始不安しかなかった私を、「大丈夫だから」とあたたかい言葉で救って下さったタクシーの運転手さん。
どこのタクシー会社だったか、運転手さんのお名前も聞かず、どなただったのかわからないまま時だけが過ぎてしまいました。
お礼もきちんとすることができなかったけど、今でも感謝しています。あの時は本当にありがとうございました。
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