母校は野球の強豪校。高校のみんなと一緒に、夏の甲子園の応援に行ったけど(石川県・30代女性)
石川県在住の30代女性・Tさんは高校時代、東北地方に住んでいた。
母校の野球部は高校野球の強豪校。野球部以外の生徒たちも、甲子園まで応援に行っていたのだが......。
<Tさんからのおたより>
私の通っていた東北地方の高校は、高校野球の強豪校でした。
毎年夏の甲子園には、希望者は何時間もかけて大型バスに揺られて応援に行くのが恒例でした。
当時私は軽いパニック障害を抱えていたのか、ご飯が食べられない、人混みが怖い、乗り物に乗るのが怖いと言った状態で苦しんでいました。
思春期で、周囲と同じように見せなきゃ動かなきゃという焦りもあり、その苦しさのまま真夏の灼熱の日に高校野球の応援のバスに飛び乗りました。
試合を見ることもなく...
私はほとんど寝れないまま甲子園につきました。
疲労と暑さ、特有の不安感でパニックを起こしてしまい、試合を見ることもなく医務室に運び込まれました。
そして近隣の病院に運び込まれ、不整脈の診断が下され、そのまま残る友人と離れ電車で帰路へ着くことになりました。
友人や周りの方々に迷惑をかけてしまったなと反省しながら乗った帰りの電車。体調が思わしくない私は動けずにいました。
そんな時に女の子2人組、当時の私と年齢も変わらない位の女の子が、心配してくれて声をかけてくれました。
体調が悪くて電車で帰っていることを伝えると、食べ物や飲み物を買ってきてくれました。
乗り換えの時にも荷物を持ってくれたり、走ってコンビニに必要なものを買ってくれたり。
私の不安な気持ちを溶かしてくれる温かな話し方で優しくしてくれて、介抱してくださり、本当に本当に安心したのを覚えています。
無事に到着した後、お名前も聞くことが出来ませんでした。
この場をお借りして、あの時出会った、お二人にありがとうと伝えたいです。
本当に有り難うございました。
どこかで困ってる人を見つけたら、私もあなた達のように優しい気持ちで助けてあげたいと思っています。
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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