ベビーカーに赤ちゃんを乗せ、階段を上ろうとしていた私。気づけば手からベビーカーが消えていて(神奈川県・60代女性)
階段を上ろうとしたら、乳母車が
確かに出掛けたはずなのに只々へとへとになったことと、トイレに入った時に抱っこひもで後ろにおぶった息子が苦しいのか手足をバタバタしていた感覚は思い出せるものの、どこで何をしたのかははたと思い出せない始末。
でも、最後に最寄駅の長い階段を前に「さぁ行くよ!」と自分と息子に声をかけ、乳母車を抱き抱えて登ろうとした時のことは、よく覚えています。
すっ! と両脇から紺のスーツの腕が伸び、私の手から乳母車がなくなったのです。
見ると30代くらいのサラリーマン2人が乳母車を両側から持ってどんどん上まで運んでくれているではありませんか。
あたふたと階段を登ってありがとうございますとお礼を言いましたが、お2人は爽やかに笑顔を見せてすぐにその場を立ち去られました。
あっという間の出来事でしたが、あの時の嬉しい気持ちはずっと忘れる事はないでしょう。
息子も今や、あのお2人と同じくらいの年齢のサラリーマンになりました。
あの時の彼らのように、何気ない親切を気軽に出来る人になって欲しいと心から願います。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
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