神社のお庭に、看板猫がねっころがると...爆誕した〝枯にゃん水〟に2.6万人魅了される 「めっちゃかわいい」「癒されます!」
「今日も福丸くんは優雅に枯れにゃんを作ってくれています」
2026年6月23日、そんな呟きと共にXに投稿された写真が話題となっている。
見事な枯山水の庭の中で、のうのうと寝そべっているのは、1匹の猫。福丸くんというのは、この猫の名前のようだ。
砂利が心地よいのか、ポカポカと日当たりが良いのか、その両方なのか。
すっかり庭と一体化してしまった「枯れにゃん」である。
山形県鶴岡市にある「荘内神社」のアカウント(@jinjahan0817)が投稿したこのポストには、2万6000件を超える「いいね」(29日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「めっちゃかわいい」
「枯れにゃん睡(かれにゃんすい)ですね」
「癒されます!」
「ネコ砂いっぱいで幸せにゃん」
枯山水の庭に同化している福丸くんは、いったいどんな猫なのか。荘内神社に詳しい話を聞いた。
猫たちを魅了する枯山水
荘内神社は、徳川四天王の一人・酒井忠次を祖に持つ、出羽庄内藩・酒井家の歴代藩主4人が御祭神とされている。酒井氏の居城・鶴ヶ岡城が整備された鶴岡公園内に、1877(明治10)年に創建された。鶴岡公園には、致道博物館、郷土人物資料館、藤沢周平記念館などもあり、鶴岡市の中心エリアとなっている。
その神社の看板猫・福丸くんについてJタウンネット記者に教えてくれたのは、禰宜(ねぎ)の石原和香子さんだった。
枯山水の庭は、福丸くんにとっては居心地が良い場所なのだろうか? と聞くと、石原さんは「この日は気温が高かったので、砂利が涼しかったのかもしれません」と答えた。
実は、荘内神社には以前「王子」という名前の猫がいたが、2020年に亡くなった。その子が枯山水に寝転がる姿も、Twitter時代に話題になったことがあったという。
福丸くんは2024年に保護され、荘内神社で飼われるようになった。
「王子とは毛の色が違いますが、足元が白くなっているところが似ていますし、同じ場所に寝ていることもあるので、王子が帰ってきてくれたのかなと思うところもあります」(石原和香子禰宜)
人々を魅了する食いしん坊・福丸くん
王子くんと福丸くん、2匹のかわいい猫たちを魅了した荘内神社の「枯山水の庭」が作庭されたのは、30年以上前。広さは5メートル×5メートルくらい。
毎朝、神職が手入れをしているそうだ。
ちなみに福丸くんの身長は55センチくらい、体重は5キロくらいで、「少し重い(笑)」とのこと。色は茶色と白だ。
「癖は、ごはんを食べたいときに何度もまだ食べていないという顔をすることです」 「好物はちゅーるです。最近では参拝者の方にも撫でさせてくれるくらい慣れてきました」(石原和香子禰宜)
福丸くんの毛並みや顔にそっくりな猫の置物に入った「福猫おみくじ」も大人気で、ご利益は、厄除け、開運、縁結びなど。
境内にある神社カフェ「かたばみ」では、おむすびやスイーツ、福丸のクッキーが乗ったメニューも提供されている。
「撮影した時に何名か参拝者の方がいたのですが、とても驚いて、喜んでくれました。神社が似合うネコだねと言っていただきました」と石原さん。
Xでの反響に対しては、「神社の日常をこのようにたくさんの方から見ていただき嬉しいです。神社をより身近に感じていただけたら幸いです」とコメントした。
庄内藩の歴代藩主たちに想いを馳せ、荘内神社を訪ね、猫に癒される旅も楽しそうだ。藤沢周平の文庫本をポケットに入れ、庄内藩の城下町をゆっくり歩きたい。
荘内神社
所在地:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町4-1 公式サイト:https://jinjahan.com/access/今日も福丸くんは優雅に枯れにゃんを作ってくれています🐈 pic.twitter.com/Um9faEgIsp
— 荘内神社 (@jinjahan0817) June 23, 2026