「ちょっとの間だから」 小雨の中で信号待ちをしていたら、見知らぬオジサンが後ろから...(埼玉県・30代女性)
これくらいの雨なら、いっか。
そう思って傘を差さずにいたら、まさかの展開に......。
埼玉県在住の30代女性(投稿時)・清水さんからのおたより。
<清水さんからのおたより>
私がまだ20代のころの、ある小雨が降っていた日のことです。私はいつも折りたたみ傘を持ち歩く、備えあれば憂いなしタイプでした。
ただ、歩いている途中で小雨が降ってきたものの、信号を渡ればその先にアーケードのある道だったので面倒くさがり、傘をささずに歩きました。
雨に降られながら信号待ちをしていたその時、自分に影ができ雨に濡れなくなったのに気付きました。
「ちょっとの間だから」
ふと見上げると、50代くらいのおじさんが私も濡れないように傘をさしてくれていたのです。
慌てて「傘、持ってるんです」と取り出そうとすると、「信号待ちのちょっとの間だから」と優しい笑顔で言われました。
少し警戒したのですが、おじさんは優しい笑顔のまま話しかけてくることもなく、信号待ちするだけでした。
距離もあり、おじさんの肩は傘からでて濡れていました。
信号が変わり、横断歩道を渡り、アーケード前で「じゃあ」と去っていったおじさん。
他人に親切で声をかけるって凄く勇気のあることだと思うんですが、その何気ない優しさに心が凄く温かくなりました。
私もあの時のおじさんのように他人に寄り添える人になりたい、と思っています。
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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