理想的な夏を捉えた1枚の写真が、X上に爽やかな風を吹かせた。 Kanata(@asagi_photo0921)さんの投稿より 青空をバックに、白い雲がモクモクと湧き上がっている。いかにも夏。なかでも印象的なのは、手前の水面に映り込んだ白い雲だ。 2026年6月9日、Xユーザーの「Kanata」(@asagi_photo0921)さんは、この写真に「香嵐渓で出逢った夏空リフレクション」という呟きを添えて、投稿した。 リフレクションとは、水面やガラス、鏡などの反射を利用して、被写体をシンメトリー(左右・上下対称)で切り取る撮影技法のこと。白い雲が映り込んだ、鮮やかな夏空リフレクションである。 写真には、こんな声が寄せられている 「夏を感じる!!」 「水鏡が美しいですね! 涼しげな絶景に癒やされます」 「透き通った川あえて夏空をするX反射させるというこだわり、素晴らしいですね!」 「ダイナミックな景色と美しい夏空のリフレクション、引き込まれる1枚ですね」 ところで香嵐渓とはどこにあるのだろう? 投稿者「Kanata」さんに聞いた。 紅葉の名所だけれど、夏も絶景 Kanata(@asagi_photo0921)さんの投稿より、再掲 投稿者・Kanataさんは、プロフィールによると、「風景写真家×心理カウンセラー」。愛知県みよし市で木の温もり感じる音楽&撮影スペースを運営している。 香嵐渓は、Kanataさんの拠点のみよし市のお隣、豊田市にある渓谷だ。 足助(あすけ)町という地域の、巴川(ともえがわ)沿いに広がっており、秋には約4000本ものモミジが美しく色づく紅葉の名所として知られている。 でも、夏も美しい。 Kanataさんがその光景を撮影したのは、2025年7月14日、午前11時過ぎだった。 「水遊びをしている人が1組いただけで、ゆったり撮影できました。愛知ではかなり有名な紅葉の名所ですが、青もみじの季節は人も少なくとっても癒されます」 「住んでいる所からもアクセスしやすい場所なので良く訪れています。レトロな古民家が並ぶ足助の町並みも美しく、季節ごとのイベントやグルメも楽しめますよ」(Kanataさん) 豊田市と聞いて、多くの人がイメージするのは、世界最大級の自動車メーカーのトヨタ自動車。大工業地帯を想像しがちだが、これほど豊かな自然に恵まれた地域もあるらしい。 Kanataさんに撮影にあたっての苦心について尋ねると、こう答えた。 「空のリフレクションを作るか、水の透明感を強調するかで悩みました。最終的にはC-PLフィルター(編注:偏光フィルター)を使用して、迫力ある夏空のリフレクションを選択しています」(Kanataさん) 写真が表現した目いっぱいの夏らしさは確かに、人々を圧倒し、この場所への憧れを誘発するだろう。 香嵐渓、この夏、訪ねてみたいな。 香嵐渓 所在地:〒444-2424 豊田市足助町飯盛 豊田市足助観光協会公式サイト内詳細ページ: https://asuke.info/korankei/