深夜の大阪で道に迷い、見知らぬマンションの下で話していた私と友人。そこに住人が帰ってきて(静岡県・50代女性)
静岡県在住の50代女性(投稿時)・めぐみさんが思い出すのは、30年ほど前の出来事だ。
夜の大阪の街でさまよっていたら、地元の人に声をかけられて......。
<めぐみさんからのおたより>
30年ほど前の話です。
私はLIVEに行くのが大好きで、その日も友人2人と1泊2日で大阪へLIVEを見に行ってました。
友人の1人が次の日仕事だったので新大阪駅近くのホテルを取っていて、夕飯はコンビニで買ってホテルの部屋でLIVEの余韻に浸りながら盛り上がろうと、ハイテンションになってる私達はLIVE会場からホテルまで距離も考えずコンビニを探しながら線路沿いを歩いていました。
コンビニが見つからないまま時間はどんどん過ぎていき...
当時はスマホではなくガラケー。ナビなんて無いのでひたすら夜の大阪を迷いながら歩いていました。
土地勘がないからか、なかなかコンビニが見つかりません。
時刻も深夜0時近くになってしまい、私たちは通りかかったマンションの1階付近で「どうしようか」と話していました。
すると、ちょうどそのマンションに帰ってきた女性から話しかけられました。
「こんなとこで、こんな時間に何してるん?」
「コンビニを探しているんですけど見つからなくて...」と説明すると、「こんなとこに女の子3人でおったらあかん」と怒られ、「ちょっと待っとき」と言われました。
素直に待ってると、車に乗った旦那さんとその女性が現れ、「危ないから乗り」と車の後ろを指差しました。
「女の子なんやから...」
乗る方が危ないのか......? 友人と悩みましたが、その女性の言葉を信じて乗り込みました。
その方達は私達が宿泊する予定のホテル近くのコンビニまで乗せてくれて、「女の子なんやから、夜は無謀に歩き回ったらあかん! あぶないとこもあるんやから」と言って帰っていかれました。
私達のためだけに車を出してくれ、注意までしてくれたあのご夫婦のことは一生忘れられません。
駅の付近も開発が進み、当時夜だったこともあり全くどの場所かわからないのでお礼も言えてないのですが、あのご夫婦のように人に親切でありたいといつも思っています。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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