箱根の初夏の風物詩「夜のあじさい号」5/13予約スタート エモすぎる絶景車窓を見逃すな【運行:6/13~6/30】
神奈川県は箱根の初夏の風物詩「あじさい電車」が、2026年も運行スタートする。
今年は6月12日~30日に沿線ライトアップを実施。さらに、6月13日~30日には夜限定の特別列車「夜のあじさい号」も運行される。レトロな登山電車と夜の紫陽花が織りなす景色は、SNSでも毎年話題になる人気イベントだ。
ところで、「あじさい電車」と「夜のあじさい号」って、運行時間が違うだけ?と思っている人も多いのではないだろうか。名前が似ていてややこしいが、実は時間以外にも大きな違いがある。
そもそも「あじさい電車」とは、この時期の箱根登山電車の愛称。箱根湯本駅から強羅駅までを結ぶ路線で、急勾配をゆっくり登っていくのが特徴だ。
途中には有名な"スイッチバック"もあり、山あいをガタンゴトンと進む感じがなんとも箱根らしい。
そして6月になると、線路沿いに咲く約1万株のあじさいが見頃を迎える。特に小涌谷駅?彫刻の森駅周辺は、"あじさいの壁"みたいな景色になることで有名。これぞ"あじさい電車"という光景が広がる。
しかもこの時期、夜には沿線ライトアップも実施される。
ここで登場するのが、「夜のあじさい号」。
これ、実は「あじさい電車」とは別の特別列車なのだ。
「あじさい電車」と「夜のあじさい号」の違いは?
「あじさい電車」が全席自由席なのに対し、「夜のあじさい号」は全席指定席。ライトアップ区間ではあじさいが楽しめるようにゆっくり進み、途中で記念写真のための停車もしてくれる。
さらに車内の灯りを落としてくれるので、窓いっぱいに広がる紫陽花がかなり幻想的に見えるらしい。夜のあじさいが最大限楽しめる工夫が盛り込まれている。
違いをざっくりまとめるとこんな感じ。
【通常のあじさい電車】
・通常運行の箱根登山電車
・昼も夜も全席自由席
・途中乗車・下車可能
・ライトアップされたあじさいも見られる
【夜のあじさい号】
・夜限定の特別観光列車
・通常運賃+500円の全席指定席
・1日2便限定
・徐行運転や記念撮影のための停車あり
・車内の照明を落として幻想的な景色が楽しめる
・お土産にあじさい電車オリジナルうちわがもらえる
つまり、「ふらっと気軽に楽しむ」なら通常のあじさい電車。
「せっかくならじっくり浸りたい」なら夜のあじさい号をおすすめしたい。
2026年「夜のあじさい号」・夜間ライトアップ概要
沿線ライトアップ期間 :2026年6月12日~6月30日ライトアップ時間 :午後6時30分~午後10時頃
「夜のあじさい号」運行期間 :2026年6月13日~6月30日
運行区間:箱根湯本駅~強羅駅※途中駅での乗降は不可
座席料金 :大人500円/小児250円(片道)※別途運賃が必要
座席券発売開始 :2026年5月13日午前10時より
※予約・購入はインターネット発売サイトにて
公式サイト「箱根ナビ」: https://www.hakonenavi.jp/topic/16436/
箱根観光なら「箱根フリーパス」もかなり便利
せっかくこの時期に箱根へ行くなら、「箱根フリーパス」の利用もおすすめだ。これは、小田急線の往復に加えて、
● 箱根登山線
● 箱根登山バス(指定区間)
● 箱根登山ケーブルカー
● 箱根ロープウェイ
● 箱根海賊船
● 小田急ハイウェイバス(指定区間)
● 東海バス(指定区間)
● 観光施設めぐりバス(箱根登山バス・小田急ハイウェイバス)
といった箱根の主要交通機関が乗り放題になるフリーパス。箱根観光がほぼこれ1枚で楽しめてしまうレベルだ。
「そこまでたくさん回らない」という人には、箱根登山電車が乗り放題になる「のんびりきっぷ」や、登山電車とロープウェイを楽しめる「大涌谷きっぷ」などもある。行きたいエリアや旅のスタイルに合わせて選べるのはかなり便利。
もちろん、"夜のあじさい号"も、フリーパス利用なら座席料金500円だけで乗車できる。箱根観光と組み合わせるならかなり使いやすそうだ。
今年のライトアップイベントは、昨年より一部ライトの数を増やしているそう。もともと幻想的で有名な箱根の夜、さらにパワーアップした光景は見逃せない。「夜のあじさい号」は毎年人気なので、狙っている人は早めにチェックしておこう。