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「ガチの富豪の家ってすごい」 富山で目撃された〝不思議な畳〟に4.5万人困惑...何故こんな敷き方に?

福田 週人

福田 週人

2026.04.26 11:00
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「見たことない畳の敷き方だ」

そんな呟きと共に投稿された和室の光景が、X上で注目されている。

見たことない...(画像は旅する小僧@tabisurukozoさんの投稿より)
見たことない...(画像は旅する小僧@tabisurukozoさんの投稿より)

2026年4月12日、Xユーザーの旅する小僧(@tabisurukozo)さんが投稿したのは、広い畳の間の風景。

ただ、畳の敷き方が見慣れないものになっている。ジグザグになるように配置されているというか......。それぞれの縁をあえてずらして敷いているようだ。

旅する小僧さんが投稿した不思議な敷き方の畳に、X上では4万5000件以上のいいね(24日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「半畳ずつずらしてあるの不思議」
「オシャレだけど、どこをどう歩くか迷いそう。まっすぐ進んだらダメな気持ちになる」
「なんかしょーもない事言ったらパカっと開いて落ちそうだね」
「ガチの富豪の家ってすごいですね」

この不思議な敷き方の畳、どんな意味があるの?

Jタウンネット記者は15日、まず「旅する小僧さ」んに発見時の話を聞いた。

思わず歩いてみたくなる

この敷き方は一体...?(画像は旅する小僧@tabisurukozoさんの投稿より)
この敷き方は一体...?(画像は旅する小僧@tabisurukozoさんの投稿より)

旅する小僧さんが見つけた畳は、富山県富山市の東岩瀬町にある国登録有形文化財、「旧馬場家住宅」のもの。

12日、別の用事で滑川市を訪れていた旅する小僧さんは、以前から行きたいと思っていた東岩瀬町と「旧馬場家住宅」を訪問。その際に投稿写真の畳を見つけて撮影した。

「『なんだこの敷き方は!?』というのが第一印象でした。写真には写りきっていませんが、33畳ある広間空間の広さや梁の立派さに圧倒されていたところ、ふと足元を見たら、今まで見たことない畳の敷き方にさらに驚いたという感じです」(旅する小僧さん)
旧馬場家住宅の外観(画像提供:富山市)
旧馬場家住宅の外観(画像提供:富山市)

記者は27日、「旧馬場家住宅」の畳の敷き方について、富山市にも話を聞いた。

「旧馬場家住宅」は、江戸時代後期に大阪と北海道を日本海回りで航海しながら交易を行っていた「北前船」の船主、馬場家の住宅だ。

取材に応じた富山市職員によると、岩瀬地区を代表する北前船主である「岩瀬五大家」の筆頭にも挙げられるほどの名家だという。

名家のセンス

住宅の西門(画像提供:富山市)
住宅の西門(画像提供:富山市)

旧馬場家は、岩瀬地区に多く残っている町屋(商家)の中でも最大規模の住宅で、長さ30メートルもあるトオリニワ(屋内通路)や、33畳の広さのオイ(広間)などが見どころだとか。

トオリニワ(画像提供:富山市)
トオリニワ(画像提供:富山市)

旅する小僧さんが見かけた畳も、オイにあるもの。

その独特な敷き方について、同市職員は詳しいことは「不明」としつつ、こう説明した。

「一説によりますと、川の流れを模したものだと言われています」

畳で川の流れを表現しているとは......。う~ん、オシャレなセンスだ。

川の流れをイメージ?(画像提供:富山市)
川の流れをイメージ?(画像提供:富山市)

話題の写真の投稿者・旅する小僧さんも現地では、思わず〝流れ〟に沿って歩いてしまったという。

「これはあとで思ったことですが、畳の敷き方を通じて雄大な自然を感じさせるというのが、自然の趣を室内に取り入れる和風建築ならではの美しさが表れているように思いました」(旅する小僧さん)

もしもこの畳の間でお昼寝をしたら、船で川を流れている夢なんか見ちゃうかも?

旧馬場家住宅

所在地:〒931-8358 富山県富山市東岩瀬町107-2
アクセス:富山地方鉄道富山港線「岩瀬浜駅」から徒歩約15分、「東岩瀬駅」から徒歩約10分
観覧時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:大人100円、高校生以下無料
https://www.city.toyama.lg.jp/shisei/shisetsu/1011038/1011039/1007464.html
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