不妊治療のために電車で通った北九州。地元の饅頭屋に2日連続で訪れ、理由を話すと...
Tさんが感謝を伝えたいのは、かつて北九州市にあった饅頭店の店主と、その姪御さんだ。
Tさんがその店を訪れたのは25年ほど前。2日連続で訪問し、とても親切にしてもらったという。
<Tさんからのおたより>
今から25年ほど前の夏。私は当時不妊治療のため太宰府から北九州まで通院していました。
6日連続で注射を打ちに行くのは昼間でしたが、最後に打つ切り替え注射は深夜でした。
昼から深夜までどこでどう過ごそうかと考え北九州の知人に連絡をしてみたものの都合がつかず、駅の近くにあるお饅頭屋さんを訪れました。
閉店時間が近付いて
そのお饅頭屋さんへは前日に初めて訪れ、出来立てのお饅頭を店内でいただいてたお店でした。「美味しいです」と言って店主と少し話もしてました。
なのでそのお店を再度訪ねてみたのですが店主は不在で姪御さんがお店にいらっしゃいました。
出来立てのお饅頭をいただいて姪御さんとお話しもしましたが、店主はなかなか戻ってみえませんでした。
やがて戻られて挨拶ができ、閉店時間も近づいたところで再訪した訳を話すことになりました。
するとお店の上の階にあるご自宅に招き入れて下さり、お夕食までもてなして下さったのです。
そして注射の時間が深夜にもかかわらず、姪御さんが車で病院まで送って下さいました。
お饅頭屋さんは今はなく...
おかげ様で治療は成功し我が子を抱くことが出来ました。
しばらくしてお店に顔を見せに行った時は姪御さんもいらっしゃって、和やかなひと時を過ごしました。
残念なことにその後お店は無くなっています。店主のおじさんはお元気にされているといいのですが......。
あの日に受けた御恩はこれからも忘れずにいたいと思います。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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