お吸い物のハマグリの中に、予想外の〝異物〟が紛れ込んでいた......。 そんな体験談が投稿され、X上で注目を集めている。 どちらさま!?(画像はゆかりちゃん@yukaric03886076さんの投稿より) 「ハマグリのお吸い物作って食べてたら真珠みたいな蟹出てきて草 なんだこれ」 2026年3月8日、Xユーザーのゆかりちゃん(@yukaric03886076)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、貝の中にいる小さなカニだ。 しかも、なんだか随分と丸っこいフォルムで、表面は白っぽくてツヤツヤ。たしかに、真珠みたい。 キミ、一体ナニモノ? どこから入り込んだの? 正体不明のミニサイズのカニに、X上では3万3000件以上のいいね(18日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。 「ハマグリからカニは予想外すぎるw」 「うっかり食ったら歯が欠けそうなトラップ」 「かじってみたらカニの味がするのか、石みたいな感じなのか気になります」 Jタウンネット記者は9日、小さなカニについて投稿者のゆかりちゃんさんに話を聞いた。 さすがにびっくりしちゃう ちょっとびっくり(画像はゆかりちゃん@yukaric03886076さんの投稿より、再掲) ゆかりちゃんさんがカニと遭遇したのは8日の夜、晩ご飯の時だった。 「娘のひな祭りのお祝いが3日にできなかったので、家族がみんな揃うこの日曜日に、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を作りお祝いしました」 その際、娘さんが自分の器に小さなカニが入っているのを見つけたという。 裏返すとこんな感じ(画像はゆかりちゃん@yukaric03886076さんの投稿より) 「今までしらすやあさりに混入していた蟹とは大きさのレベルが違うのでかなりびっくりしてちょっと怖かったです」(ゆかりちゃんさん) なお、その後このカニは娘さんが庭に埋葬したとのことだ。 この後埋葬された(画像はゆかりちゃん@yukaric03886076さんの投稿より) 記者は16日、このカニの正体について、東邦大学理学部(キャンパス:千葉県船橋市)で寄生虫などの研究を行う「群集生態学研究室」にも話を聞いた。 正体は... 取材に応じてくれたのは、同研究室で准教授を務める脇司さん。 脇さんによると、注目を集めたカニの正体は、貝の中で寄生生活を送っている「カクレガニ」というカニの仲間だ。 「貝はろ過食性で、海水中の有機懸濁物(けんだくぶつ)を鰓で集めて食べるのですが、このカクレガニの仲間はせっかく貝があつめた餌を横取りして食べるようです」(脇さん) 貝に寄生している(画像はゆかりちゃん@yukaric03886076さんの投稿より) また、ゆかりちゃんさんの投稿の写真だけでは判別が難しいため「種の確定は避けたい」としつつ、脇さんはこう推測した。 「第4対の歩脚の先端が短く鉤爪状に見え、甲が全体的に丸いことから、種としては『カギヅメピンノ』に似ていると思います」(脇さん) 今晩の食卓に二枚貝が並ぶ予定があるという読者の皆さん。〝彼ら〟が次に現れるのは、あなたのお椀の中かも?