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「ひとりでやっていくのは無理」寂しさが胸に押し寄せる ふと窓の外を見ると...涙があふれたわけ(埼玉県・50代女性)

Jタウンネット読者

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2026.03.05 19:30
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ふるさとを離れ、知らない土地で慣れない日々。

地元に一時帰省すると、日常に戻るときにはつらい気持ちになるもの。

埼玉県在住の50代女性・Sさんが若かりし頃、そんな思いを抱えながら飛行機の出発を待っていたら......。

実家から自宅へ帰るときに(画像はphotoAC)
実家から自宅へ帰るときに(画像はphotoAC)

<Sさんからのおたより>

もう30年以上も前の話しです。

私は長崎の高校卒業後、大阪の看護学校に進学しました。

昼間は学校に通い、夜は夜勤のバイトをしながらの生活。初めて親元を離れ、慣れない仕事と学業の両立はいろいろと大変なこともありました。

お正月はいつも...

お正月は長崎の実家に帰省するのですが、大阪に戻る飛行機に乗る時はいつも寂しい気持ちになりました。

「やっぱりひとりでやっていくのは無理」

半ば諦めかけて帰省した帰りのことです。いつものように飛行機に乗り悲しくなって、ふと窓の外を見ると、空港の地上係員(整備士?)さんが手を振ってくれているのが見えました。

飛行機の窓から見えたもの(画像はphotoAC)
飛行機の窓から見えたもの(画像はphotoAC)

その姿を見ていたら、「がんばれー」って応援してくれているように思えました。

私は泣きながら手を振り返していました。

「がんばらんば」って思えました。

あなた方の何気ない行為に

彼らはいつもの何気ない行動なのかも知れませんが、当時の私にはとても勇気を頂いた瞬間でした。

あれから、看護師として働き、結婚、出産、離婚、再婚と波乱万丈の人生ではありますが、今は幸せです。ひとり息子は知的障がいと難病がありますが、素直で優しい子に育っています。

今ではその息子と一緒に、飛行機の中から地上係員に手を振る素敵な時間を過ごしています。あの時はありがとうって...あなた方の何気ない行為に勇気をもらっている人がきっとたくさんいますよ。

人って、助けたり助けられたりして生きてるんだなーって、つくづく思えた瞬間でした。


あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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