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あの時はありがとう

「母の戻りを待つ内に車内が煙でいっぱいに...」 パニックの幼児を助けてくれた貴女に届けたい「ありがとう」

Jタウンネット読者

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2025.11.21 06:00
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焦るけれど身体は動かず...

当時、擦ると煙が出ることを知っていたのか知らなかったのか......。とにかく私は擦ってしまい、発煙筒は発火。

車内はあっという間に煙でいっぱいになりました。

今考えるとドアを開け車外に出れば良かったのですが、私はパニックになり、その選択ができませんでした。

「火が出てしまった! 消さなくては!」

という思いに駆られながらも、体は固まるばかり。

発煙筒から煙が...(画像はphotoAC)
発煙筒から煙が...(画像はphotoAC)

その時、車のドアが開きました。

私の手から発煙筒を取り、遠くへ持って行ってくれた女性の背中だけが記憶に残っています。

40〜50代だったと思います。

ドアを開けてくれた女性がいて...(画像はphotoACより)
ドアを開けてくれた女性がいて...(画像はphotoACより)

その後、母に話して女性を一緒に探しましたが、見つからず、お礼が言えませんでした。

あの時は本当にありがとうございました。

あなたが居なければもっと大事になっていたと思います。


誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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