「沖縄旅行中、ひどい雨に降られて濡れ鼠に。横を通った乗用車の窓が開き、助手席から...」(神奈川県・30代男性)
「どこに行くわけ?」
濡れ鼠になって歩いていた所、後ろから来た乗用車がクラクションを軽く2つ鳴らして10メートル程先にスッと停車。
横を通る時に助手席の窓が空き
「この雨なのに歩いてどこに行くわけ?キレイにしてる車じゃないけど、乗って行ったらいいさ!」
と、現地のお父さんが声を掛けてくれました。
濡れ鼠なので......と断ったところ、
「そんなの気にならんさ!」
とニカッと笑ってタオルを差し出してくれました。
そこでありがたく車に乗り込み、知人に拾いに来てもらう場所を伝えました。そして送って頂いてお礼をしたいから連絡先を教えて欲しいと言ったところ、そのお父さんは
「いらんよ!そんな事を考えるよりもウチナーを楽しむ事を考えたらいいさ!」
とニカッ!
私は沖縄人(うちなんちゅ)のことが大好きになり、沖縄(うちなー)が大好きになりました。
沖縄で一番の思い出はあのお父さんのニカッ!です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)