ペンギン作れる羊毛フェルトから【謎生物】爆誕 どうしてこうなった?制作者に聞くと...
「思ってたのと、違う」――料理や工作などでしばしば起こる悲劇だ。
そしてここにもまた1人、"違う何か"を生み出してしまった人が......。
こちらは、茨城県在住のXユーザー・ネコス(@Nekovskey)さんが2024年6月8日午後5時55分に投稿した画像。
映っているのは、黒くて丸い胴体に、白くて長い鼻の頭とつぶらな瞳、そしてアンバランスなほど細い二本足が生えた謎の生物だ。な、何者?
そのヒントは、謎生物の2時間ほど前にネコスさんが投稿したポストにある。
「マジぬいとかフェルトとかできる人憧れるから
これから練習してみるね」
という宣言と共に、こんな写真がアップされているのだ。
えっ......!? この、可愛らしいペンギンの赤ちゃんができる予定だったの!?
思ってたのと、違いすぎる!
一体、何がどうしてこうなったのか。Jタウンネット記者は10日、「謎の生物」についてネコスさんに話を聞いた。
「針が手に刺さりまくる」
ネコスさんは、推し活の一環でぬいぐるみやフェルトを作っている人たちを見て、自分も練習してみようと一念発起。
まずは手元にあったペンギンのキットを完成させてみようとしたという。
しかし、ネコスさんはフェルトの色合いを見て、途中から方針を転換した。
ペンギンではなく、ミュージシャン・平沢進さんのサポートメンバーとして知られるマスクの2人組「会人(えじん)」をモチーフにすることに決めたのだ。
「ですが、思いのほかフェルトが難しくああなってしまいました。ぜんぜん形にならないのと、針が手に刺さりまくるのがつらかったです」(ネコスさん)
赤ちゃんペンギンの材料から完成した「会人になりたかった謎生物」に、X上では17万のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「アリクイかな?」
「なんか見たことあるなぁと思ったけどピクミンに出て来る敵だ」
「チョコボールの親戚?w」
また、「これはこれで可愛い」「この頼りない足好き」といった評価も。
こうした反響を受けて、ネコスさんはその後の投稿でこう呟いている。
「なんかいいねいっぱいもらえたから
飼うことにしました
ありがとうございます」
「思ってたのと違う」はたしかにしばしば起きることだが、見方を変えれば、その分だけ「これはこれでいいね!」があるということかもしれない。