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ハローキティのポップコーンマシーンが福井流に「魔改造」されている...? 恐竜の首くるくる回る謎機械の正体とは

大山 雄也

大山 雄也

2023.05.23 17:00
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「できたてのポップコーンはいかが?」の代わりに...

「恐竜ポンポンパック」にはアメコミタイプ(左)とジャングルタイプがある(画像はココロの公式ウェブサイトより)
「恐竜ポンポンパック」にはアメコミタイプ(左)とジャングルタイプがある(画像はココロの公式ウェブサイトより)

ココロ社のSR事業部担当者によると、「恐竜ポンポンパック」を開発した経緯にはココロが以前から手掛けている事業が関係している。「恐竜ロボットの製造、イベントへのレンタル業」だ。

同社には福井県立恐竜博物館や北九州市立いのちのたび博物館、英・ロンドンの大英自然史博物館に恐竜ロボットを納入した実績がある。こうした取り組みを行う中で、「恐竜をモチーフにしたポップコーンがあれば、恐竜ロボットをレンタルするイベントへ展開ができる」と考えた。

「恐竜ロボットと恐竜ポップコーン販売機の相乗効果でイベントを盛り上げています」(SR事業部担当者)
楽しいギミックが大人気らしい(画像はココロの公式ウェブサイトより)
楽しいギミックが大人気らしい(画像はココロの公式ウェブサイトより)

「恐竜ポンポンパック」は同社が手掛ける「ぐでたまのポンポンパック」がベースになっている。

3体のぐでたまたちがくるくる回る代わりに、ティラノサウルス、トリケラトプス、ヴェロキラプトルが回転(編注:以下の引用ツイートでは「ヴェロキサウルス」だが、回転しているのは「ヴェロキラプトル」)。キティちゃんのように「できたてのポップコーンはいかが?」と呼びかけてはこないが、センサーで人を感知すると恐竜映画を彷彿とさせる壮大なBGMと恐竜の吠え声が流れるという(※Allelujah【アレルヤ】さんの動画で聞こえる声は、機械の声ではない)。

「恐竜ポンポンパック」は22年7月16日~9月4日に大阪・ひらかたパークで行われたイベント「大恐竜展 ~生き残りをかけた対決~」を皮切りに稼働を開始。その後も22年7月22日~9月4日に大阪南港 ATCホールで行われた「わけあって絶滅しました。展」、そして23年4月21日~5月14日に福井産業会館で開催された「THE恐竜 in 福井 ~恐竜博物館を飛び出した恐竜たち~」でも設置された。

現在、常設の「恐竜ポンポンパック」は存在しない。今後、稼働が決まった場合はココロ社のツイッターアカウント(@kokoro_dreams)から情報発信が行われる。

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