イタズラ子猫に母が繰り出す「うちの子がすいませんパンチ」 にゃんこの「子育て」、尊すぎ...
野良猫の親子を保護した漫画家による、「自宅で目撃した尊すぎる猫パンチ」を描いた漫画が多くのツイッターユーザーをほっこりさせている。
作者のAKRさん(@bou128、三重県在住)の実家の庭には、数か月前からよく遊びに来る野良猫がいた。初めは「よく家の前を通る」程度だったが、徐々にコミュニケーションをとるようになり、そしてある日、赤ちゃんを連れてきたという。
そして2022年11月、2匹は晴れて「家猫」になり......。
12月3日に投稿された話題の漫画は、保護された母猫の「まめ」(3~4歳)とその子供の「みたらし」(愛称チビ、生後4~5か月のメス)の親子が寝ているシーンから始まる。
その場にやってきたAKRさんは、猫トイレのチェックを開始。
すると「みたらし」さんが目を覚まし、「はむはむ」と掃除中のAKRさんの足を甘噛みし始める。構ってほしいのだろうか?
ピシッと叱られ、その後は...
このままでは掃除が進まない、とAKRさんが慌てていると、今度は母の「まめ」さんも近くまで寄ってきた。そして「ヒャン」「くぅん」と、「みたらし」さんと鳴き声を交わすと......。
次の瞬間、「まめ」さんが「みたらし」さんの頭をペシッ! 掃除の邪魔をする我が子を嗜めるように「うちの子がすいませんパンチ」を繰り出したのだ。
「助けてくれてありがとう」
AKRさんがお礼を言うと、「まめ」さんは「ピトッ」とそばにくっついた。しっかり者のお母さんであると同時に、とても人懐っこい一面もあるようだ。
そして、そんな様子をジッとみつめていた「みたらし」さんも、母の真似っこをするように「グイッ」とAKRさんにくっつく。
「親子の間にいれてくれてありがとね」
2匹のスキンシップに、AKRさんも和んだ表情を浮かべるのだった。
一方、その頃
なお、ツイートによるとAKRさんは愛猫である黒猫の「ろん」(8歳、オス)と一緒に実家に帰省中で、野良時代の「まめ」さんとは窓越しに友情をはぐくんでいた模様。そんなろんさんは、「うちの子がすいませんパンチ」中、毛布でぬくぬくとお昼寝をしていたそう。みんな違って、みんなかわいい......。
AKRさんの投稿した作品には、ツイッター上でこんな声が寄せられている。
「まめさん、人生か猫生何周目かやっておられる猛者ではあるまいか......いいお母さんだなぁ」
「野良猫だったとは思えない懐の深さだ」
「なんて癒し空間」
すくすくと育っていく「みたらし」さんを、「まめ」さんはこれからも優しく、時に厳しく見守っていくことだろう。今後の「成長」と「育児」の姿も、楽しみだ。