人の頭から光が...!? 山の中で激写された神秘的すぎる現象に反響「後光が差してる」「阿弥陀様だ」
2022.09.17 08:00
「感無量でウルッときました」
ひろろろさんが話題の「珍しい虹」を発見したのは3日の6時半ごろ、場所は長野県白馬村にある、標高2060メートルに位置する「八方池」付近だ。
ひろろろさんは話題の写真に、こんなつぶやきを添えている。
「は、は、はじめて。
ブロッケン見た!!
ブロッケンみた!!」
ひろろろさんが目撃したのは、「ブロッケン現象」という自然現象。同現象が見られる「只見川」がある福島県只見町の公式サイトでは、
「霧がたちこめるような高山で、日の出や日没時に太陽を背にして立つと、全面の霧や雲に投影された自分の影の周りに虹の輪が浮かびあがる現象のことです。
日本では『御来光』といって、阿弥陀様が光背(こうはい)を背負ってあらわれたものとして信仰されました」
「後光のような光輪は、太陽が霧の中の水滴によって回折し、反射することによりあわられます」
と解説されている。
ひろろろさんは八方池へと歩いていた途中、前方から「ブロッケンが見えるぞ」いう声を聞き、そちらへ駆けつけた。すると見事な光の環が影の上に。
「いつかは見てみたいと思っていましたので、見つけた時は感無量でウルッときました。その後は3分程で消えてしまいました」(ひろろろさん)
早朝に霧の立ち込めるような山に行った時は、自分の影を注意して観察しておくといいかもしれない。