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「すげえ」「天才すぎワロタ」 ガリガリ君をガリガリ削ってガリガリ君を作った猛者現る

藤本 仁

藤本 仁

2022.09.06 08:00
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削っては凍らせて...

ネンドザイカーSNAILさんは、その名の通り「粘土細工」を作る人。ツイッターやYouTubeで作品を発表し、人気を集めている。

「ガリガリ君でガリガリ君を作る」というアイデアは、コンビニで商品を見かけたときに思いつき、2022年8月28日に作業部屋で5~6時間かけて作成したという。

作り方はお皿の上に乗せたガリガリ君を爪楊枝で削ったり、場合によっては削り取ったものを盛ったり、というシンプルなものだが、アイスなので当然どんどん溶けていってしまう。

だから、連続して作業できるのは5分ほど。掘っては冷凍庫に戻し、20~30分ほど冷やしてはまた取り出して......と地道な作業を繰り返し、少しずつ造形を進めていったそうだ。

「ガリガリ君は中身がかき氷状になっていて氷の粒の大きさがバラバラなので、細かい部分の造形には大きい氷は取り除き、小さい氷を集めてディテールを細かく表現しました。ガリガリ君にガリガリ君を持たせているところもこだわりポイントです」(ネンドザイカーSNAILさん)

ネンドザイカーSNAILさんがYouTubeにアップした動画によると、一番の難所だったのは「目」の部分だ。

動画で公開している作業風景(ネンドザイカーSNAILさんのYoutubeの動画のスクリーンショット)
動画で公開している作業風景(ネンドザイカーSNAILさんのYoutubeの動画のスクリーンショット)
「キャラクターは目のほんの僅かな造形の差で印象が全く変わってしまうのですが、かき氷ではどうしても荒くなってしまうので、外側のアイスキャンディーの部分を集めて作りました」(ネンドザイカーSNAILさん)

細部へのこだわりと、驚異的な「爪楊枝さばき」が合わさって完成した「ガリガリ君のガリガリ君」。どれほどの技巧が凝らされていたとしてもアイスキャンディーであることに変わりはないので、完成後は坊主頭の部分からパクッと食べられていた。

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