お稲荷様のおつかいが、ケンカ中!? 石像から飛び出してきたみたいなキツネたちが激写される
ロケーションが完璧すぎる――そう思わざるを得ない1枚の画像がツイッターに投稿され、注目を集めている。
こちらは、宮城県在住のツイッターユーザー・「トコノ オルタ」(@ttt_zegu952)さんが2022年8月15日、「おきつねずもう」というつぶやきと共に投稿した写真。
赤い鳥居とお社、稲荷神社には欠かせないおつかいのキツネの像。その真ん中で、2匹のモフモフなキツネが立ち上がって取っ組み合いをしている。
稲荷神社の前でマジのキツネたちがキャットファイト......いや"フォックスファイト"しているとは、なんという偶然か。もしかしてこの2匹は、2体の石像から抜け出してきた魂なのか!?
色々と想像が膨らむ光景に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「令和キツネ合戦...?」
「こんな縁起のいい写真見たことないです」
「もふもふがもふもふともふもふしてる」
「実はこれ手前の像が具現化して喧嘩しるんですねぇ~」
Jタウンネット記者は17日、投稿についてトコノさんに話を聞いた。
鳥居の前でまったりしているキツネに
トコノさんが話題のキツネたちを激写したのは2021年の11~12月ごろ。場所は宮城県白石市にある「宮城蔵王キツネ村」だ。森の中に整備された同施設内では、キタキツネやホッキョクギツネなど6種類で計100頭以上のキツネが放し飼いにされている。
トコノさんが撮影したのも、野生の個体ではなく施設で管理されているうちの2匹。
「鳥居の前でまったりしてるキツネを撮影中に、他の子がちょっかいを出してお相撲になりました。きっとじゃれ合いの延長だと思います。『かわいいなぁ、お相撲はじまった!』って思いました」(トコノさん)
「宮城蔵王キツネ村」ではキツネたちと触れ合えるほか、売店ではキツネグッズの販売なども行っている。
かわいいキツネの姿にノックアウトされた読者の皆さんは、一度足を運んでみてはいかがだろう。
運が良ければ、トコノさんのようにレアシーンを見られるかもしれない。