「18歳未満立入禁止」の日帰り温泉に注目集まる 「ご褒美すぎる」「めちゃくちゃいきたい」
大人のリフレッシュ空間を提供したい、という願い
Jタウンネット記者の取材に応じたのは、時之栖グループの広報担当者だった。
「時之栖というリゾート施設や、その中にある日帰り温泉『茶目湯殿』には、創業者・先代オーナーの庄司清和(しょうじ・きよかず)の想いが込められています。
上質なくつろぎ、大人のリフレッシュ空間を提供したいというのが、庄司清和の願いだったのです」(時之栖グループ広報担当者)
故・庄司清和氏は、1965年に沼津市で米久食品(現・米久)を創業(69年に法人化)し、事業を拡大させた人物だ。2000年に米久会長を退き、時之栖の経営に専念。ホテル、レストラン、サッカー場、温泉・物販施設などを備える複合レジャー施設を築き上げた。
時之栖の建物のすみずみに、庄司氏のこだわりが活かされているという。
「茶目湯殿の建物は、越前の国(福井)府中の豪商大井家を移築したものです。内部は江戸時代の庄屋造りで、天井が無く梁が見える豪快な造りになっています。建物に入ると、まず太い柱と大きい梁に驚かれると思います」(時之栖グループ広報担当者)
そして中に入ったら、外の景色を見ながらリラックスしてほしいという。「御殿場ですから、富士山を一望できるのはもちろんですよ」と広報担当者は語る。
ツイッターには、「大人しかいなくて静かな場所なんてご褒美すぎる」「お風呂上がりにエアコンの効いた静かな空間から緑いっぱいのお庭、素敵なところですね」「なんだここめちゃくちゃいきたい」などと行った声が寄せられている。Jタウンネット記者も同感だ。御殿場まで行ったら、ここまで足を伸ばしたい。
なお、時之栖には様々な施設が入っていて、その中には「気楽坊」という子供連れのファミリーが楽しめる場所もあるので、ご安心を。