「次の世紀に確実に継承するために」 原爆ドームの状況調べる「ドローン調査」実施される
[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2022年3月16日放送分では、被爆から77年が経過した原爆ドームの劣化状況を確認するために行われていた「ドローンによる調査」を取り上げていました。
広島市では原爆ドームの壁のひび割れなど劣化が進行していないか3年ごとに調べています。
これまでは周囲に足場を組み、調査員による目視などで確認を行ってきましたが、今年は試験的にドローンを使った調査が実施されました。
広島市公園整備課の大野木博之主事は
「ドローンのような新しい技術を取り入れながら、原爆ドームを理想的な姿で次の世紀に確実に継承するための保存措置にこれからも取り組んでいきたい」
と話します。
3月末までのドローンによる調査で撮影された1万枚以上の画像を分析することで、足場を使わなくでも調査ができるか検討していくということです。
足場を作らなくて済むと大きな経費削減になりますね。
(ライター:momiji)