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あの時はありがとう
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「駅から出た途端、新卒だった私の目の前は真っ暗に。フラフラになって歩いていると、1人の大学生が...」(東京都・年齢不明男性)

福田 週人

福田 週人

2022.02.21 16:07
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「上着を脱いで」

「大丈夫ですか?」

話しかけてきたのは、背の高いがっしりとした体格の男性でした。彼はフラフラの私を見て

「少し暑くなってきましたから、熱中症かも知れません」

と言って、「上着を脱いで」「ネクタイを外して」アドバイスしてくれたうえ、私に肩を貸してくれて日陰まで連れて行ってくれたんです。

自販機でスポドリまで...(画像はイメージ)
自販機でスポドリまで...(画像はイメージ)

男性はさらに、近くの自動販売機でスポーツドリンクまで買って来てくれました。その上、

「お金は要りません。少しここで休んでから帰ってください」

と一言残し、颯爽と去って行ったのです。去り行く彼のTシャツの背中には、体育大学の学生と分かるプリントがされていました。

あの時、名前だけでも聞いておけば良かったのですが、ボーっとした頭ではそこまで考えが至らず、しっかりとしたお礼も言えずじまいでした。

あの時の優しさを今でも覚えています。本当にありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、エピソードを体験した時期・場所、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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