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「高輪ゲートウェイ」には、大きな意味があったのだ...! 「山手線の総駅数」を深く頭に刻み込むアイテムに反響

井上 慧果

井上 慧果

2021.12.06 20:30

「山手線の駅数」が頭に強く刻み込まれる――そんなアイテムがツイッターで注目を集めている。

分かりやすい(画像はいもす@imosさん提供)
分かりやすい(画像はいもす@imosさん提供)

これは2021年11月23日、ツイッターユーザーのいもす(@imos)さんが投稿した画像。

「『山手線の駅数は30駅』という必要のない知識が思いがけず頭に強く刻み込まれてしまった」

といもすさんは呟いている。

この鮮やかな緑色の板がいったい何かというと、なんと30センチ定規。1センチから30センチまで、ただの数字ではなく「JY01」~「JY30」までのJR山手線の駅ナンバリングが振られている。

そう、山手線は全部で30駅ピッタリなのだ!

「高輪ゲートウェイには大きな意味があったんだね...」

Jタウンネット記者が26日、投稿者のいもすさんに聞いたところ、山手線30センチ定規は東京駅構内にある土産物ショップ「TOKYO!!!(トーキョーミッツ)」で購入したものだそうだ。

ツイッター上では「いいな、これ」「東京土産に欲しいなー!」といった声のほか、

「高輪ゲートウェイには大きな意味があったんだね...(数を30にそろえる)」
「ゲートウェイ効果か。。。」

など、山手線49年ぶりの新駅となった「高輪ゲートウェイ」(JY26)に関連する感想も寄せられている。

同駅が開業したのは20年3月14日。

......ということは、山手線が全30駅になったことをきっかけに企画された商品なのだろうか?

記者は、定規の販売元・オレンジページ(東京都港区)を取材した。

3種類ある(画像はオレンジページ提供)
3種類ある(画像はオレンジページ提供)

同社の広報担当者によれば、1センチごとに駅名を記した「路線スケール」は、話題の「山手線」だけではなく、「中央線快速」と「京浜東北線」のあわせて3種類が販売されているとのこと(中央線快速は取材時点では入荷未定)。

鉄道グッズを販売する他の企業との差別化をはかるために「ユニークで実用性のあるもの」をコンセプトに商品開発を進めていたなかで、この「路線スケール」が誕生したと担当者は語る。

開業前の「空白」バージョンもあった

「ある時、『駅間の所要時間』が一目でわかる便利グッズの開発を進めていた担当者が、スケールの1メモリ(1センチメートル)を1分に換算して、駅間の所要時間ごとに駅名を記載する方法を考えました(例:所要時間3分場合3センチメートル間を空けて駅名を記載)。しかし、納得のいく試作品はできませんでした。
ただこの時の、試作品のデザインの評判が高かったことと、JR東日本が『駅ナンバリング』を導入したことに合わせ、通常のスケールに『駅名』と『駅ナンバー』を記載する形で商品化することとなりました」

そして19年、中央線130周年に合わせて「中央線快速」(30センチ定規、24センチまでは駅ナンバリング、25~30センチは数字のみ)、20年に30番目の駅が開業予定だった「山手線」の2商品が同時発売された。

しかし、実はこのとき発売されたのは初代・山手線スケール。26センチ――高輪ゲートウェイが入ることが予定されていた場所は飛ばして、25センチに「品川」、27センチに「田町」が入っていた。

話題になった「高輪ゲートウェイ」入りの定規が発売されたのは、20年になってから。

「高輪ゲートウェイ駅開業にあわせて、30駅記載したものを新たに発売いたしました」(担当者)
「高輪ゲートウェイ」開業にあわせて新たに発売(画像はオレンジページ提供)
「高輪ゲートウェイ」開業にあわせて新たに発売(画像はオレンジページ提供)

30駅で30センチ、というコンセプトがツイッター上でも注目を集めていたが、新駅が開業する前から、かなり意識して制作していたものだったようだ。なお、20年には「京浜東北線」(50センチ定規、47センチまで駅ナンバリング、48~50センチは数字のみ)も発売している。

担当者いわく、この路線スケールに使われている駅名のフォントは「鉄道ファンの方にも納得いただけるように、実際のものと同じものを使用しております」。

こだわりの詰まった「路線スケール」の主な販売場所は、JR東京駅構内「TRAINIART TOKYO グランスタ店」、「TOKYO!!!(トーキョーミッツ)、鉄道博物館内「ミュージアムショップTRAINIART 鉄道博物館店」、JR大宮駅「GENERAL STORE RAILYARD」など。また、オレンジページ通販でも購入できる。

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