「指定席に座る私に『そこは私の席だ!』と吼えたオジサン。乗務員を連れて行くと、まさかの展開に」(東京都・30代男性)
乗務員と一緒に、再びおじさんのもとへ...
僕は、乗務員に
「すいません。このチケットは、こちらの新幹線であっていますよね?」
と、確認すると乗務員は
「はい、あっています。誰か違う方がお座りになられていましたか?」
と聞いてくれたので、僕は
「はい」
と答え、一緒に座席まで行きました。 当然、先程のおじさんが座っていましたが、乗務員の方がチケットを確認。
すると乗務員は、
「こちら、次の時間の新幹線のチケットですね」
と説明しました。
どうやら、おじさんは1本時間の早い新幹線へ、間違えて乗ってしまったようなのです。 おじさんは直ぐに立ち上がり、僕に
「申し訳ございません!」
と頭を下げました。
それはそれは見事なお辞儀をして見せたのです。 めでたしめでたし。 ではなく...。話には続きがあります。
――乗ってしまったのはしょうがない。
乗務員が、おじさんを空いている席へ移動させたのですが...。
その席が、まさかの僕の隣でした。
なんとも居心地の悪い旅路でした。 おしまい。
「のりもの」で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
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